こんにちは。佐山ゼミ三回生の草刈朋代です。
今回は私が参加した二個目の実習、岩手県の網張実習について書かせていただきます。この実習では、8月17日~8月23日までの約1週間、網張温泉のビジターセンターという施設でお世話になりました。
とても学ぶことが多く充実した実習となり、長文になりそうなので2回に分けて書かせていただきたいと思います!
今年は4回生3人と三回生2人の計5人で参加しました。
8月17日に岩手県に到着し、なんとか網張温泉までたどり着きました。前日は台風が近づいており、飛行機が飛ぶのか不安だったのですが無事について本当に良かったです。
1日目は到着後、館内を案内してもらったり、様々なスタッフさんのところへ挨拶しに行ったり、自己紹介をしたりして業務を終了しました。業務が終了した後にビジターセンターの隣にある日帰り温泉に入らせていただきました。広々とした露天風呂に浸かりとっても気持ちよかったです。
2日目はクラフト作成とネイチャーゲームをしました。クラフト作成は木の実や枝、落ち葉などでつくる工作です。小学生以来の図工だったので苦戦しましたが、すごく懐かしい時間でした。ネイチャーゲームでは普段じっくり見ることのない葉っぱに触れたり、音を聞いて感じたことを書いたり、自然の中で課外活動をする楽しさを思い出しました。
3日目は外来種駆除をしました。今回駆除した外来種は北アメリカ原産のオオハンゴウソウという植物で黄色い綺麗な花を咲かせます。地下茎で盛んに増えるので毎年駆除しても翌年にもまた生えていたりするなど繁殖力がとても強い植物です。在来種の成長に影響を来しているので毎年駆除活動を行っているそうです。私たちはパークボランティアという地元の自然を守っている団体の方々や、環境省のレンジャーの方々と駆除活動に参加させていただきました。想像以上に大変な作業で暑さもあり、しんどかったですが、休憩中にパークボランティアの方々とお話ししながら食べたスイカはとても私たちの疲れを癒してくれました。また自分たちがこの活動を通して、少しでも自然に貢献できたという実感があり、一人一人が学びの場になったと感じています。
午後からは森林浴散歩を体験しました。ただ森の中を歩くという単純なことですが、じっくり木を観察したり、自然に作られた森と、人間の手で作られた森の違いを間近で比べたり、葉っぱと枝でクマよけの音が出る笛を作ったり、歩いているだけで心も体もスッキリし多忙な日常生活から解放された気分になることができ自然の力の偉大さを感じました。
4日目は前日と同じ外来種駆除を滝ノ上園地にて総勢40人ほどで活動する予定でしたが、大雨が降り少し作業をし、中止となりました。そんな雨の中、地熱発電所に連れて行ってくださり、発電所を間近で見ることができました。また周辺にはあらゆるところから湯気が出ており、すごくきれいな風景で、温泉の硫黄の匂いで充満していました。その後、鳥越の滝や葛根田渓谷へ連れて行ってくださり、人間の力が加えられていない自然の壮大な地形や自然の迫力を見ることができとても充実した一日でした。
午後からはビジターセンターの展示物を鑑賞し、自分だったらどういう展示物が良いのか意見を出し合い、みんなでまとめて1つの展示物を作成しました。一人一人感じること、考えることが違いさまざまな意見が出て、とても参考になりました。私たちは木の実や枝で作成したクラフトで子供達が楽しめるような動物園を作りました。ビジターセンターに訪れた子供達が私たちの作った動物園で遊んでくれたら嬉しいです。
私たちが活動した様子が載っているので是非ご覧ください!
http://iwatesanpv.sitemix.jp/2%20katudoukiroku/2%20gairaisyukujyo/2019%20gairaisyu/20190819.pdf
http://iwatesanpv.sitemix.jp/2%20katudoukiroku/2%20gairaisyukujyo/2019%20gairaisyu/20190820.pdf