こんにちは佐山ゼミ3回の古中奈海です。ブログ更新が遅くなってしまい申し訳ございません。
前回に引き続き屋久島うみがめ館での生活について書きたいと思います。
6時起床
6時30分〜7時30分足跡調査
8時〜朝食
9時〜9時30分掃除
9時30分〜調査票の清書
11時〜ミーティング
12時30分〜昼食
16時30分〜夕食
18時〜22時孵化調査、観察会(8月末まで)
23時就寝
毎日このようなスケジュールでカメハウスと言うところで他のボランティアの方々と生活していました。
カメハウスにはベッドはなく寝袋での睡眠、お風呂もシャワーのみ、3食全て自炊の生活でした。
このスケジュールで空いている時間は基本的に自由時間です。調査の準備をしたり、仮眠を取ったり、自分の担当の仕事をしたりしていました。私たちボランティアが交代で担当していた仕事は洗濯、夕食作り、洗車、海水温の計測、館当番などがありました。
館当番はお客さんが来館されたらチケットの販売やレクチャーなどを行います。夏休みの時期だったので様々な地域から小中学生や大学生が多く来館されました。佐山ゼミ4期生の先輩である矢野さんと谷上さんとお会いすることが出来ました。少しでしたがお話ができてとても楽しかったです!
朝、昼は各自でご飯を作って食べるのですが、夕食はハウスの皆全員で食べます。そのため当番を1人決めます。私はお好み焼きや生姜焼きなど簡単なものを作りました。私は唯一の一人暮らしだったのですが料理は1番下手でした😅
食材は週に一度宮之浦という所まで車で片道30分程かけて買い出しに行きます。買い出しは週に一度と決まっているので5日目や6日目頃には冷蔵庫が殆ど空でツナ缶とご飯という質素な食事になることもありました、、笑
因みに買い出しや離れた浜に行く時にタートル号という軽トラで移動するのですが、この軽トラが傷が1つもなくとても綺麗で緊張しながら運転しました。5年ほど使用しているのに綺麗な状態を保てているのは毎日の洗車と月に1回のワックスがけのおかげです。自分が普段乗っている傷だらけの車も感謝しながら洗車してあげないといけないなと痛感しました。
最初の3日間ぐらいはこの生活に馴染むことが出来ずとてもしんどくて大変でした。お昼に仮眠を取っても欠伸が止まらない、覚えることが沢山、初対面の人との共同生活。正直に言うと皆で帰りたいと話すこともありました。それでも頑張れたのはうみがめ館の皆さんからの厳しくも温かい指導、地元の方や来館者からの励みになる言葉のおかげです。皆さんからの頑張れという言葉はとても励みになり、16日間頑張ることが出来ました。この16日間で学んだことは沢山あります。野生動物の保護は決して簡単なことではないということを身にしみて分かりました。朝早くから調査に行き、ミーティングではどうしたらより良い保護が出来るのか話し合い、夜にまた調査に行く。想像以上に体力を使い、精神的にもしんどくなる調査を長年続けているうみがめ館の皆さん、地元のボランティアの方にはただただ感服するばかりです。
屋久島での16日間は貴重な体験ができ決して忘れることが出来ない経験となりました。屋久島うみがめ館の皆さま、地元の方々、一緒に暮らしたボランティアの皆さん本当にありがとうございました。