sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

屋久島実習2017

お久しぶりです!佐山ゼミ3回生の中川航佑です! 今回は8月1日〜14日の2週間屋久島ウミガメ館で行った夏季実習についてお話しさせていただきます! まずは1日の流れを簡単に説明させていただきます。まず6時に起床し1時間ほどウミガメの赤ちゃんの足跡調査を浜辺で行います。調査用紙に地形など記入することが多く、最初は戸惑いますが、慣れれば以外と簡単です。運が良ければ子ガメだけでなく、親ガメの足跡も見ることができるので毎日頑張れます! そして足跡調査が終わった後にはミーティングを行い、17時まで資料館の館当番を行います。館当番ではウミガメの生態や、放流会をする意義をお客さんにレクチャーします。また、様々な地方からお客さんが来るのでいろんな話を聞けてすごく楽しいです! そして18時半から22時ごろまでウミガメの孵化調査を行います。個人的にはこの孵化調査が1番しんどかったです…笑 なぜなら、とにかく臭いがすごいです!!! ウミガメの産卵巣には主に脱出した卵殻と、殻を破ったけど脱出できずに腐敗した子ガメ、そして割れることのなかった卵があります。さらに腐った卵には蛆虫などかたかっているため、いろいろなショックを受けました。しかし、時には生きた子ガメが出てくることがあるので感動も大きく、達成感があります。

IMG_7016 僕がこの実習で1番感動した出来事はアオウミガメの上陸と穴掘りを見ることができたことです。屋久島にはアカウミガメとアオウミガメの2種類が上陸してくるのですが、比率としてはアカウミガメが99.9%、アオウミガメが0.1%となっています。そのためアオウミガメの上陸を見ることはとても稀で、大変貴重な体験をすることができました! 屋久島の海はとても綺麗で、都会では見ることができないような景色を見ることができました。しかし、砂浜が日々減少したり、ゴミが打ち上げられたりなど様々な問題があります。これらはやはり人間たちの活動が原因で、環境だけでなくウミガメのような貴重な動物たちにも悪影響を与えています。今回の実習を通して自然を保護する意義、そして動物たちと共生する大切さを学ぶことができました。是非みなさんも屋久島を訪れて、広大な自然を


体験し、様々なことを学んでみてください!IMG_7131

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