こんばんは。
佐山ゼミ新4回生の奥田 碩(おくだ すぐる)です。
今回は、私の進級論文について軽く書いていこうと思います。
私のテーマは「日本の林業に未来はあるのか」についてです。
なぜこの研究テーマにしたかというと日本の陸地面積の約6割が森林といわれる中で
日本はその森林を有効に活用しているのかが疑問に思ったからです。
調べていくといくつかわかったことがあります。
1980年には14,6万人いた林業従事者が2015年には4,5万人にまで減っていることがわかりました。人口が減っているとは言えかなり少なくなったといえます。また、木材の価格が下がっていることもあり林業従事者の所得が低いことも判明しました。
(林業従事者の平均年収305万円、全企業平均年収414万円)
なぜこれほど林業が廃れてしまっているのかというと
- 木材の価格が安いため収入が低いということ
- 過疎化、高齢化による林業従事者の減少
- 効率化が図れていない
ということです。
山に囲まれていて林業が盛んです。しかしこのような問題を抱えたままでは
今後もこのままの状態が続くとは思えません。
これからの課題として挙げられることは
- 原木生産の集積拡大が必要
- 木材加工生産性の向上
- 木材の需要拡大、利用促進
この3つが大きなテーマであると私は考えました。
森林という資源が豊富な日本にとって林業は
今後の省エネルギーかつエコな時代を切り開くカギに
なるかもしれません。バイオエネルギーであったり
木材を使った商品であったり使い道はまだまだ
あるのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。