sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

里山実習

こんにちは、3回生の和田怜也です。

 

春学期が終わり、夏休みにも入り、皆さんどのようにお過ごしでしょうか?私は急な私用によりこの10日間ほどあっという間に過ぎてしまいました。この残りの夏は実習、勉強、遊びにおいて有意義な時間を過ごすことを目標としています。

 

それでは、先日行われた里山実習について書いていきます。更新遅れてすみません。今回は「都市をcool downというテーマで講義を行いました。都市では昔と比べて気温が年々上昇していっています。その原因としては地球温暖化ヒートアイランド現象、地形的要因などが挙げられます。しかし、都市というと高層ビルやコンクリートというイメージが浮かんできます。それは都市の緑が少なくなっていることを示し、そういった場所では緑が多い地域と比べても気温が高くなるのです。

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この左の写真の赤い部分は気温が高いところを示しています。そして右の写真は緑地の部分を赤に示しているのです。これらから分かるとおり、大阪は他の地域と比べても温度が高く、緑地が少ないのです。これは大阪には他の地域に比べて緑地が少なくコンクリートが圧倒的に多いということを示しているのです。私は大阪でも梅田や難波といった中心地だけが他の地域に比べて暑いと思っていましたが、実際は中心地よりもそこから少し離れた他の地域の方が気温が高かったので驚きでした。その理由を聞いて納得したんですけど、その理由としては梅田や難波といった中心地では高層ビルやその影響による影が多いかららしいです。

 

そして、都市部では1900年以降の年平均気温は上昇していっており、何らかの対策が必要なのです。近年では節電が注目されています。しかし、ヒートアイランド現象により気温が1度上がるだけで166KWもの電力消費が増えるらしいのです。だから、節電するのも大切だけど、如何にして都市の気温を下げていくかが重要なのです。そのため、皆さん将来都市に住むときは森林住宅に住みましょう!!!!

 

次に、外に出て森のクールダウン効果を測定しました。

サーモビュワーや照射温度計を使用しました。コンクリート上では60度近くあり、その一方で影や芝生では30度程度であり、しっざいに測定してみて、これほどの気温差があるのかと驚愕しました。

森の中に入って測定すると、森の木々によって太陽の光が遮られており、とても涼しく、コンクリート上と正反対でした。

森があるだけで、こんなにも涼しくなるのかと驚きでした。

ぜひ、皆さんも一度外に出て測定してみてください。新たな発見があってたのしいですよ!!

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最後までお読みいただきありがとうございました。