sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

進級論文「一村一品運動の可能性~ラオスの例を参考に~」

ども!佐山ゼミ2期生の山本です。3期生との顔合わせの時の犯罪者みたいな写真の人です。 先輩方、ご卒業おめでとうございます。

さて、本題に入りまして進級論文では僕が5ヶ月程関学の社会貢献活動で滞在したラオス、また実際に現地で行っていた一村一品運動の検証、可能性を研究しました。 結論から言うと、自分の計画性の無さのせいもあり満足のいく論文が書けませんでした。文章にするのは難しいのですが、自分のイメージからは程遠い論文となってしまい、卒業論文には早くから取り組みたいと考えています。

一村一品運動とは元々JICAが始めたプロジェクトです。現在多くは海外、とりわけ新興国で行われていますが、発祥地は意外にも日本の大分県です。この運動は村にある自然豊かな素材(竹やラタンなど)、もしくは失われつつある技術(草木染め、天然染色技術)を活かして産品を旅行者に届けるのが目的です。日本で始まった一村一品運動は海を越え、ラオスで行われている。ラオスの村人は元来、こういった技術を使い産品を作っていました。しかし農村部に住む彼女たちは市内にマーケットを持っていなかったため、販売するために作るのではなく、あくまで自分達が消費するために作っていました。そこでこのプロジェクトを通して専門家による技術支援、旅行者に売るためのパッケージング、そしてマーケットの提供などが行われています。

現地で活動しながら強く感じていたことがありました。それはこれらの産品が日本で売れないかということでした。日本人に合う形、例えばエコバッグなどとして竹細工のバッグや天然染色のバッグを日本で売れないかということです。 5ヶ月間のラオス滞在が終了し、日本に帰国する際に一村一品運動の商品を大量に持ち帰り、関学の学祭(新月祭)で販売しました。結果としては、ほぼ完売し、多くの人から好評を得ることができました。

今回の論文では提案に終わってしまいましたが、日本にあるスーパーなどと協力して販売ブースを設けていただき、エコバックとして売りだしたら売れると感じました。 これが売れると、ラオスの村人達には収入、日本のスーパーでは課題のレジ袋削減ができます。 正直、ラオスで売り続けるには限界があり、どうしてもより大きなマーケットが必要です。 その必要性からもこういった論文を書きました。

拙い文章ですみません。これからもご指導、ご鞭撻の程よろしくお願いします! ではまた!