sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

遊覧船&湖魚食ツアー+サツマイモ堀りIN野洲

こんにちは! 佐山ゼミ三回の宇田学です☆ 11月4日、ゼミのイベントで、滋賀県野洲市に遊覧船&湖魚食ツアーに参加してきました!!

先ず、このツアーの関係機関及び関係者、お世話になった皆さんのご紹介をします。 ●環境省・きんき環境館(近畿環境パートナーシップオフィス)・ESDコミュニケーションプロデューサー  成山 博子さん→このツアーを手配してくださいました。春学期にはゼミにも来て下さりました。 ●環境省・きんき環境館(近畿環境パートナーシップオフィス)・クリエイティブプロデューサー  上野 浩文さん→今日一日僕たちと共にツアーに参加してくださいました。 ●NPO法人家棟川流域観光船理事長・びわ湖の水と地域の環境を守る会事務局長  北出 肇さん→今日一日僕たちと共にツアーに参加してくださいました。 ●びわこの水の地域の環境を守る会・代表  松沢 松治さん→元漁師で琵琶湖の語り部さんです。近年の琵琶湖や魚の説明をして下さりました。 ●野洲市役所・環境経済部・農林水産課・主任  橋 元輝さん→あやめ荘にてご挨拶をいただきました。 ●サツマイモ堀りのご指導をしてくださった地元農家の方々 ●琵琶湖観光バスの運転手さん 皆さん大変お世話になりました、ありがとうございました。

それでは本題・・・ 参加者は、佐山先生・野畠さん・野畠さんの娘さんの沙那ちゃん・宇田・大槻・白石・田邉・中島・山本の9名です。 プロ野球日本シリーズ楽天が優勝し日本中の興奮冷め上がらぬ中、天気予報を見ながら「明日は雨かぁ...」とガッカリしていましたが、当日朝の京都は雨が降っておらずホッとしました。

JRに乗って大阪集合組と合流し、JR野洲駅に10時頃到着。 上野さん、北出さんにご挨拶をしてマイクロバスで先ずはサツマイモ堀に出発です! 当初の予定では先に観光船に乗る予定でしたが、風が強いということで予定を変更しました。 野洲は田んぼが多く、開けた土地が広がっておりとても田舎で綺麗な眺めでした。 川沿いの道を通りサツマイモ堀をする畑に到着です。 皆、サツマイモ堀は保育所、幼稚園、小学校以来の体験で思った以上に楽しんでいたし、農家の方々も終始笑顔で楽しんでくれていたように思い良かったです。 manabu 153888 サツマイモは大小様々で、驚くほど大きいものもありました。 サツマイモ堀の後で地元農家の方々のお話があり、「都市の人にもっとこのような体験をしてほしい。サツマイモを作るのにも大変な労力や時間がかかっており、その中でも厳選されたモノが販売され、それを消費者が食している。今回はサツマイモを実際に収穫してもらったが、このように収穫するまでには、大変な過程を経ていることを忘れないでほしい。」とおっしゃっていました。 土に触れ、そこに生きている生き物を見て、そのような自然に触れながら実際に自分で体験するということの大切さを改めて実感しました。 農家の方々、ご指導ありがとうございました。

続いては、湖岸近くの「あやめ荘」というところで、昼食です! 昼食では、琵琶湖の魚をふんだんに使った創作料理などをいただきました。 ぎょ・ぎょ・ぎょ! manabu 156888 いくつか紹介すると、鮒ずし・アユの煮つけ・しじみの味噌汁・うろりの佃煮・びわマスのお刺身、煮つけ・のわかさぎとサツマイモの天ぷら等です。 特に鮒ずしは一匹あたり一万円もするということでただただ驚き。。。 琵琶湖の語り部・松沢さんによる各魚の説明を受けながら全部おいしく平らげました、ご馳走様でした!

続いては「ついに遊覧船に乗れる!」かと思いましたが、天候の悪化、湖の風が強いということで遊覧船は中止となってしまいました。 そこで、本来ならば遊覧船に乗りながらの予定でしたが、あやめ荘にて松沢さんによるお話を聴くことになりました。 manabu 167888 題して、『~漁師から見た50年のびわ湖~』です。 ・昭和30年代の琵琶湖 ・高度経済成長と琵琶湖総合開発で変わった琵琶湖 ・ブラックバスブルーギル等の外来種 このような内容で、長年琵琶湖と共に生活してきたからこそ分かる琵琶湖の移り変わりについてお話をいただきました。 貴重なお話ありがとうございました。

最後に・・・ このツアーで、実際にサツマイモ堀をしたり、琵琶湖の魚を食べたりと、自然に直に触れ合うことの大切さを実感したと思います。「百聞は一見に如かず。」と言いますが、正にその通りで、いくら琵琶湖がどのような状況にあるだとか、サツマイモは土の中にあるだとか知っていても実際にその現場に行き自分を動かし、聴き、体験しなければ、それはただ知っているだけに過ぎず、誰もが成せるものだと思いました。いかに自分自身で体験すること、フィールドワークなるものが重要なのか分かった気がします。

改めましてお世話になった多くの方々、ありがとうございました。