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関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

学生生活の記憶(704):キンシバイ(金糸梅)-Hypericum patulum Thunb.- “Tall St. John's wort”

こんにちは。佐山ゼミ3年生の松本航です。今日、神戸三田キャンパス内の陸上競技場手前にある階段付近で「キンシバイ」という黄色い花を咲かせる植物を見かけたので、撮影してみました。キンシバイについて少し調べてみると、

  オトギリソウ科オトギリソウ属の半常緑(半落葉)小低木で中国原産、1760年頃に日本へ渡来し、古くから観賞用として庭や公園等に植えられ、人家付近の湿った崖等で野生化しているものも存在する。キンシバイの名前は、花びらの形が梅に似ていて、たくさんの雄しべがまるで“金糸の束”のようになっていることから、中国名で「金糸梅」と呼ばれ、それを音読みして、「キンシバイ」と名付けられた。ちなみに、他にもキンシバイには「ピペリカム」という別名があり、その名前は、オトギリソウ属のラテン名に由来しており、魔女除けや悪魔除けに用いられた。キンシバイの主な特徴は、①樹高は1m程度。②葉は卵状長楕円形で長さは2㎝程度、対生、全縁。③葉の裏は白緑色で明るい油点。④枝は赤いことが多い。⑤花は枝先に直径3~4㎝程度の大きな黄金色。⑥花弁は5枚で丸く、やや厚い。⑦花冠は半開き。⑧開花時期は春〜夏頃。⑨朔果は卵形。など。

ということでした。本日も最後までお読み頂きありがとうございます。今日は昨日の豪雨と比較してかなり晴れで暑いので、くれぐれも水分補給しっかりとりながらあまりお身体無理しないようにお過ごしください。毎日お疲れ様です。

(神戸三田キャンパス内の陸上競技場手前にある階段付近にて撮影 “キンシバイ”)

(参考リンク):http://www.forest-akita.jp/data/2017-jumoku/135-kinshibai/kinshibai.html(あきた森づくり活動サポートセンター「樹木シリーズ135 キンシバイ」)、https://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003601.php熊本大学大学院薬学教育部「熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース(キンシバイ)」)