sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

学生生活の記憶(696):タラヨウ(多羅葉)-Ilex latifolia- “Lusterleaf holly”

こんにちは。佐山ゼミ3年生の松本航です。今日、神戸三田キャンパス内のⅠ号館の裏側付近で「タラヨウ」という樹木を見かけたので、撮影してみました。タラヨウについて少し調べてみると、

  モチノキ科モチノキ属の常緑高木〜小高木で本州中南部、四国、九州の暖地等に分布しており、名前は、文字を記録できるという性質が貝多羅葉(ばいたらよう)に似ていることから、名付けられた。ちなみに、この「貝多羅葉」という言葉は、人間が紙を発明する以前のインドでヤシ科のオウギヤシの葉に竹筆や鉄筆のようなもので文字を書いており、この葉をサンスクリット語で「pattra(パトラ)」(木の葉の意味)と呼び、それを音写した中国語で「貝多羅」と表記し、そして、日本ではこの文字媒体を「ばいたらよう(貝多羅葉)」と呼ばれるようになったことに由来している。タラヨウの主な特徴は、①樹高は7〜10m程度。②葉は長い楕円形で大きく、鋭い鋸歯があり、互生。③葉の両面は無毛。④前年枝の葉腋に集散花序の黄緑色の花を咲かせる。⑤開花時期は5月頃。⑥果実は集団状に赤く熟す。⑦果実成熟期は10月頃。など。

ということでした。本日も最後までお読み頂きありがとうございます。昨日は佐山ゼミが終わった後、教授、先輩方、同期と一緒にゼミの合同飲み会があり、今までの大学生活で最も楽しかったです。深く感謝申し上げます。これからも頑張りますので、宜しくお願い致します。いつもありがとうございます。毎日お疲れ様です。くれぐれもお身体あまり無理しないように気をつけてお過ごしください。

(神戸三田キャンパス内のⅠ号館付近にて撮影 “タラヨウ”)

(参考リンク):https://www2.u-gakugei.ac.jp/~planttgu/dokodemo/pc/043.htm東京学芸大学「学芸の森(タラヨウ)」)、https://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003512.php#:~:text=Ilex%20latifolia%20Thunb.&text熊本大学大学院薬学教育部「熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース(タラヨウ)」)、https://www.ffpri.affrc.go.jp/kys/business/jumokuen/jumoku/zukan/tarayou.html(国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 九州支所「タラヨウ」)

(参考図書):「山と溪谷社『画像検索 山溪ハンディ図鑑14 増補改訂 樹木の葉 実物スキャンで見分ける1300種類』(タラヨウ)721ページ」