sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

進級論文について

春から4回生になります、田中聖亜です。
私は「ペットボトルゴミによる環境問題とその対策」というテーマで進級論文に取り組みました。

このテーマに取り組んだ背景としてはレジ袋が有料化してから国民はマイバックを持参するようになりエコの習慣化が身についたので必要不可欠な飲料でペットボトルゴミを削減してエコに変えることで持続可能な社会実現に大きく前進すると考えたからです。


ペットボトルゴミによる環境への影響として地球温暖化と海洋汚染の2つに影響を与えています。人体にも影響がありペットボトルが海に流され5mm以下となったマイクロプラスチックは日本人含む8人全員の糞便から検出されています。

ペットボトル削減に向けての取組としてボトルtoボトル、ラベルレス、マイボトル化の3つに取り組むことが重要だと考えました。特にボトルtoボトルでは使用済みペットボトルをリサイクルして新しいペットボトルを作るので資源循環ができ、従来のリサイクル時に発生する二酸化炭素も抑制できるので取り組みを強化していくべきだと考えました。

 

今後、マイクロプラスチックをどう回収するが大きな課題になると考えました。これ以上ペットボトルゴミを流出しないように取り組むのはもちろんだが、今海に存在するマイクロプラスチックは約1億5千トンと言われています。広大な海で小さなマイクロプラスチックを回収することは難しいと分かります。実際にマイクロプラスチックを効率的に回収する方法は確立されていません。
現状ではSUZUKIがマイクロプラスチックを回収するエンジンを実用化しているのでこれを漁業関係者など海を運行する方に協力してもらい少しずつ回収していく必要があります。

今後の展望としてはペットボトルだけでなく食品や日用品でプラスチック全体の削減に向けて考えて行きたいと思います。そして国民がエコな習慣化となるように研究していきたいです。