sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

進級論文について

みなさん、こんにちは。佐山ゼミ3回の西上涼です。

すこし春を感じる気温になってきましたね。ですが、朝夜はまだ冷え込んでいますので、体調管理に気をつけてください。
私は3月に入り就職活動が本格化し、毎日パソコンと格闘しております。内定に向けて頑張ります。

私の進級論文のテーマは「漫画における日本語版と英語版に見るオノマトペの違い」です。
このテーマを選んだ理由は、漫画や小説を読む際にオノマトペに対して趣に似たものを感じたため、その構造を研究してみたいと考えたからです。
今回の研究から得られた結論としましては、大きく二つ挙げられます。
一点目は、英語版では日本語版と比較して、音自体を重要視しているのではなく、音を出す対象の動きを重要視しているということ。
二点目は、日本語版、英語版共に用いられたオノマトペ表現は文字のフォントや濃淡を変化さ
せ、強調している傾向があった。このことから、漫画の臨場感や緊迫感、すなわち、よりリ
アルな状況を読者に演出するための表現としてオノマトペに重きを置いていること。
以上2点が今回の研究から得られました。

皆さんも是非、漫画や小説を読む際、オノマトペの働きに関心をもって見てください。とりわけ臨場感などがオノマトペの存在で大きく左右されることがわかります。

今後は、さらに研究を深めオノマトペに関する発見をしていければと考えています。

読んでいただきありがとうございました。

 

西上涼