sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

進級論文

こんばんは。佐山ゼミ3回生の鈴木力樹です。

 

最近は再び感染者が増加し、いつになれば羽を伸ばして遊びに行けるのでしょうか。今年は大学最後の1年ということもあり、ゼミのメンバーで楽しい時間を過ごしたいですね。

進級論文では「サッカーと人種差別」をテーマとし、主にイングランド国内にフォーカスしました。

日本では感じることが少ないかもしれませんが、海外のサッカーという場では本当に数多くの被害が出ています。肌の色、文化、思想などありとあらゆるパーソナリティに対して差別が止まらない状態です。応援歌の替え歌として試合中に歌う、ピッチ内にものを投げ込む、罵声を浴びせるなどあらゆる方法で選手を侮辱する行為が目立ちます。

自分の趣味であるサッカーと懸念される人種差別の関係性に関して理解を深める、そして今の施策が有効なのかを調査いたしました。

結果として、イングランド国内が行う今の施策で改善は期待できません。

今回私は本研究を通してスポーツは単なる娯楽ではなく、ビジネスと捉えられている現状を学びました。試合前に片膝をつく、ユニフォームにロゴを入れるなど一見真摯に取り組んでいるようにも思えますがこれらはあくまでビジネスであると考えます。希少性や話題性を重視し、選手といった現場の声は無視という現状があるのです。

今回の研究を通して差別をなくす、減らすために真剣に向き合うだけでなく選手の意見をくみ取った政策を考え実行する必要があると学びました。現場の声を拾うことはあらゆる場面で重要であると考えます。今回はイングランドにフォーカスした研究であったため、他の五大リーグと呼ばれるヨーロッパ各国や日本についての学びを深めたいと考えます。

そして情報であふれる現代だからこそ、受動的な情報に左右されるのではなく、アンテナを張り能動的に情報を得ること、それにたいして自分の考えを持ち発信することを続けたいと思います。

最後まで見て頂きありがとうございました。

 

鈴木力