sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

環境測定実習第3回~悪臭編~

こんにちは。佐山ゼミ3回の上田奉正です。 6月10日に行なわれた環境測定実習の様子をみなさんに伝えていきたいと思います。 今回の実習は”悪臭”の測定を行いました。 悪臭は公害の中でも”感覚公害”と言われており、においに対して不快感や嫌悪感の感じ方は個人差が大きく、数値化することが非常に困難です。これまで行われてきた水質汚濁と大気汚染は数値化して環境基準に満たしていないかはっきりとわかっていましたが、悪臭には環境基準は存在していません。そのため、今回生徒たちで悪臭の判断を行っていき、これまでの測定とは全く変わった測定の方法を行いました。 今回私たちが体験したのは国家資格である”臭気判定士”の試験でも行われているどれが臭いのついた紙なのかを当てることをしました。

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こちらがその臭いです。実際に当てるのはかなり難しく、みなさん一生懸命鼻の神経を研ぎ澄ませて考えていて、とても楽しかったです。女性は男性よりも嗅覚が1.5倍優れているらしく、女性の生徒は男性よりも臭いを当てていました。男性が他の女性と浮気をしていると、香水の臭いなどで浮気がばれてしまいやすいことがこの試験でとてもよくわかりました。笑

バラ、プリン、桃の臭いを当てるのは非常に難しかったのですが、汗の臭いは本当に臭く、みなさん絶叫していました。

このようにして悪臭の実習は終了しました。3回目ということもあり、実習生の仲間たちともかなり仲良くなり、楽しい実習時間でした。次回が最後の実習なのが少しさみしくなってきました。次回のあとはみんなで飲みに行こうと少し話が出ていたので、佐山先生にもぜひ来ていただきたいです!

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!