sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

ウミガメ保護ボランティアin屋久島②

 

 

 

こんにちは^ ^ 3回生の尾崎絢香です!

お盆が終わり、8月も残りあと半分を切ってきました。 夏休みはとても日が経つのが早く感じます^ ^

以前ウミガメ保護ボランティアの記事で屋久島に辿り着くまでの出来事を投稿させていただいたので、今回は保護ボランティアの内容について書きたいと思います。

うみがめ館でのウミガメの保護活動は4〜9月末までの期間に行われます。

時期ごとに分けると、

4月〜7月に成体調査 8月〜9月にふ化調査 8月〜9月に足跡調査 となっています。

私たちが訪ねたのは8月なので、ふ化調査と足跡調査を行っています。

これは主に卵〜子ガメが海に帰るまでの調査で や保護になります。

調査内容として、ふ化調査では18時30分頃から22時頃まで浜に出てウミガメの巣を掘り起こします。

夕方の調査ではとても夕日が綺麗で、何度見ても感動します^ ^

ウミガメの巣は40㎝〜70㎝ほどの深さがあり、手で掘り起こします。

 

ウミガメ3

掘ってる最中にふ化した後の卵殻や、自力では登ることができない子ガメが顔を出し始めます。

しかし、これだけではなく、1番大変なのは卵殻などのすぐ下に死んでしまった子ガメや腐乱した卵を掘り起こす時です。

ウミガメ5

 

少し臭いもキツく、子ガメが死んでいるのを見ると心が痛みます。

調査は可愛い子ガメを扱うだけでなく、このように野生生物の現実を目の当たりにします…

 

 

次に足跡調査では、朝6時30分頃から始まり、子ガメが脱出した巣に日付のついたマークを付けていきます。

ウミガメ8

子ガメは基本的に、夕方から夜中に脱出します。これは、鳥などの天敵から少しでも身を守るためです。

この足跡調査によって、ふ化調査で巣を見つける事ができるようになっています。

毎日朝は早く、夜は遅くまで調査があり、弱音を吐きたい時もありますが、最後まで精一杯頑張りたいと思います^ ^

最後までお読みいただきありますがとうございました♬

ウミガメ7