大家好!みなさんこんにちは。
佐山ゼミ3回生の栗本です。
まずはじめに、、更新が少し遅れてすみません。これは先週の分ということでお願いします。
実はたった今日本から台北に帰ってきたところです。
先週末、HSKという中国語の試験を受験するために日本に一時帰国していたためです。
(HSKという試験は中国政府がやっているので、台湾では受けられないのです…不便……)
そして、さっきお財布を日本円から台湾ドルに入れ替えているときに、
「これはまだ紹介していなかったな!」というものを思い出したので紹介します。
それは、台湾のレシートです!!!
まずは同じセブンイレブンのレシートで、日本と台湾の違いを比べてみましょう。
左が日本のレシート、右が台湾のです。
なにか違いに気が付きましたか?
違いはここです!台湾のレシートには番号(画像ではEY-14603675)がついています!
これ、実は宝くじなんです!!
宝くじの仕組みは、2か月に1回、奇数月の25日に当選番号が政府のHPで発表されます。
なので、みんな買い物をしたらレシートをとっておいて、25日になるとみんなで一緒に番号を確認して一喜一憂します。これがわりと盛り上がるんですよ。
私も一度だけ200元(約700円)当てたことがあります!(最小金額だけど…)
最高金額は何と200万元(約700万円)です!!台湾で一攫千金も夢じゃない!
もし当たったら、外国人でもパスポートを持って郵便局に行けば当選金をもらうことができますよ。
ただ、当選番号発表は奇数月の25日なので、(例えば、3~4月分発行のレシートの当選番号発表は5月25日)短期の旅行だと、難しいかもしれませんね…。
なので、もし台湾旅行することがあれば、レシートを私に渡してから帰国してもいいですよ(笑)
↓お店によってはレシートを2枚くれます。
上のレシートには宝くじ番号が書いてある方、下のレシートには購入明細が書いてあります。
そもそも、なぜ宝くじ付きレシートがあるかというと、
「政府が税金を回収するため」らしいです!
『台湾では、領収証やレシートを発行する習慣が普及していませんでした。
また売り上げを自主申告し営業税(日本の消費税)を納めるため、脱税が多くありました。
こういった環境を防止するために、政府は1951年から宝くじ付きレシートを実施しました。
政府の発行する公のレシートに通し番号をつけ、店舗側がレシートを発行すると政府に販売金額の5%が税金として入ります。レシートには宝くじを付け、消費者側にもレシートをもらうメリットをつくり、確実にレシートを発行させる仕組みを考えたのです。
消費者側は買い物と同時に宝くじが手に入るためレシートを必ずもらうだけでなく、購買意欲が高まります。
店舗側は他社との競争もあるので宝くじ付きレシートを発行しなければならなくなります。』
(参考HP: http://www.tkcc.net/retail/2561/)
面白い仕組みですよね。
日本も取り入れたらいいのに~!!!
では今回は以上です。