大家好!みなさんこんにちは!
佐山ゼミ4回生の栗本です。
この台湾留学も早いもので今回が40回目です!
おそらくブログを書くのもあと4回となるので、何ともきりの悪い44回目でブログが終りそうです。。
では、今回は台湾映画を紹介します!
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みなさん台湾映画って見たことありますか?
日本では、邦画と洋画ばかりが公開されて、アジア圏の国が作った映画を見られる機会がほとんどないかと思います。
しかし!台湾映画は日本映画にも洋画にもない魅力がたくさんあります!
(たまーに恋愛シーンとかは日本の90年代のドラマみたいな臭さがありますが。笑)
おそらくDVDレンタルできるかと思うので、もし映画レンタルしたいけど何借りようかな~って思ったときに、台湾映画見てみてください!!
①『我的少女時代』(日本語題名:私の少女時代)
これは去年台湾で大ヒットした青春映画です。
簡単にあらすじを。
『時代は90年代。女子の主人公•林真心は平凡な女子高生であり、容姿も勉強もいま一つ。だけれども、お箸がころがってもおかしく感じる年頃の彼女にとって、学校生活は友達とおしゃべりをしたり、遊んだりする場所であり、学校一のイケメンに心を寄せ、毎日を楽しんでいた。
学校にはイケメンの優等生がいれば、かならずその対極には勉強もせず、悪事ばかり行う嫌われ者の「悪」もいる。男子の主人公はこの悪のボスである徐太宇だ。
勉強をしないのはあたりまえ。リーゼントヘアにドッグタグつけ、ケンカ三昧の学校生活で、先生もお手上げ状態だが、徐太宇は学校のマドンナ•陶敏敏に密かに恋い焦がれていた。
ひょんなことから林真心と徐太宇は親しくなり、お互いの恋をうまくいかせるためにタッグをくみ、協力することとなる。』
(参考:http://ameblo.jp/hitototae/entry-12070752510.html)
内容はそれこそよくあるな恋愛青春映画といった感じなんですが、
この映画の魅力は、台湾の90年代や高校生活がどんなかんじか、というのをリアルに感じられるところです!
不幸の手紙や、グループの男女でバイクを二人乗りしてキャンプをしたり、先生に怒られて校庭を走らされたり…、日本人にとってはわかる~と共感できるところもあれば、
購買の様子や、共学でも男女で教室が違ったりなど、日本とは違ってへ~って思える部分もたくさんあります。
②『不能説的秘密』(日本語題名:言えない秘密)
これはこの前の中国語の授業で先生が見せてくれた映画です。
2007年に公開されて、台湾のみならず、韓国や香港でもヒットしたそうです。
日本でも2008年に公開されていたそうなんですが、全然知りませんでした。
とりあえずあらすじ。
『音楽学校の転校生シャンルンは、登校初日に旧校舎のピアノ室で、神秘的で美しい曲を弾くシャオユーと出会う。曲名を尋ねるが、シャオユーは「誰にも“言えない秘密”よ」と耳元でささやく。ミステリアスなシャオユーに惹かるシャオユン。二人はやがてお互いを想いあうようになる。しかし、ある誤解をきかっけに、シャオユーは姿を消してしまう。理由のわからないシャオルンは、偶然シャオユーが写る古ぼけた写真をみつけ衝撃を受ける。そして、出会ったときに聞いたあの曲に隠された”秘密”にきづく・・・運命と出会いと、あるピアノ曲に隠された秘密が奏でる感動のラブ・ファンタジー。』
(参考:http://mysterytuusinn.seesaa.net/article/235306365.html)
この映画の魅力は、ストーリーの意外性と、音楽です!
初めは単純な青春ラブストーリーかと思っていたんですが、途中で一気に映画の毛色が変わります。私は途中から見ながら「えぇー!」と言っていました(笑)
ネタバレしてしまうと全く楽しめなくなってしまうので、くれぐれもこれ以上のあらすじを検索しないでくださいね。
それから音楽。主人公たちがピアノを弾くシーンが何度かあるんですが、全部本人が引いているんです!しかもとってもうまい!!よくある、違う人が弾いて、手元と顔を別々に映す…なんてことは一切していません!
それからもう一つ、この映画の撮影は、淡水という観光地の中学校で行われたそうです。
もし台湾に来る予定があれば、先にこの映画を見て、淡水の映画のロケ地巡りなんてのも楽しめると思います!
↑これが映画のロケ地となっている淡水の淡江中学です。なんとなく関学に似てる!?(上ヶ原の方)
青春映画が続きましたので、最後に歴史映画も紹介しておきます。
③『非情城市』
この映画はまだ見たことがないのですが、みようと思っている映画です。
日本の歴史とも関係のある映画のようです。
あらすじ。
『'45年の日本敗戦から'49年の国民党政府の樹立までの四年間を背景に、林家の長老・阿禄(季天祿)の四人の息子たちの生き様をパノラミックに描く。長男、文雄は台北の顔役的存在だが、その才覚に欠け、次男は戦争中の徴用で死んだ。三男は解放後、戦後派らしい生き方をしていたがやがて発狂してしまう。四男は郊外の町で写真館を営み、国民党の進攻に抵抗する友人らに心情的に味方をしている……』
(http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E6%82%B2%E6%83%85%E5%9F%8E%E5%B8%82/19052/)
千と千尋の神隠しのモデルとなったといわれている観光地・九份が映画の舞台となっています。
映画を見てから九份に行けば、きっともっと台湾の歴史を理解できる深い旅になると思います!
では今回は以上です。