こんばんは、佐山ゼミ3期生の山根です!
みんなが続々と実習の報告ブログを更新しているので、ほかの実習の様子も知ることができて楽しいです(^^)
私も遅くなりましたが屋久島での実習について更新します。
私は8/6~8/21の間、屋久島うみがめ館でのボランティアに参加しました。
みんな1日毎の記録を投稿してはるのですが、長くなるので全体の話にまとめさせていただきます。(すみません)
8/5に大阪、南港から”フェリーさんふらわあ”に乗り、志布志港まで15時間かけていきました。
今回は一人ということもあり、私は船酔いしやすいためお金を出して一人部屋を予約しました…高かった…
こんな感じの部屋です。6日の朝に到着し、志布志港から高速船乗り場の”南埠頭”までシャトルバスで行き、高速船に乗りました。
宮之浦からはバスでうみがめ館まで移動し、到着したのがだいたい15時くらいです。
・ボランティア内容
基本的にボランティアは調査員として、現地で調査をされている日高さんの監督の元”ふ化調査”を行います。
ふ化調査とは、子ガメが巣から出た(これを脱出といいます)後3日後の巣を掘り、ふ化卵殻(卵の殻)、ふ化前死(カラを破ったけど出れずに死んでしまった子ガメ)の卵の数、割れていない卵の数などを数え、調査票に記入するというものです。この調査は18時半からだいたい22時すぎまで毎晩行います。
一言でいうととても大変でした。それしか言えません。(笑)聞きたい方はぜひ聞いてください(笑)
また、朝には夜に脱出した巣を、子ガメの足跡を頼りにして見つけ、しるしをつけていく”足跡調査”というものを行います。
こんな感じで巣の場所にしるしを付けます。
この二つがメインの調査で、ほかにも夜間臨時開館での館内レクチャー、浜でのレクチャー、日中のうみがめ館でのレクチャーなどもボランティアの仕事です(^^)
・生活
ボランティア期間中は、うみがめ館のそばにあるカメハウスというところで他のボランティアさんたちと一緒に生活します。3食すべて自炊、布団なしの寝袋、シャワーは外にあるという家で男女関係なく暮らしています。(寝るところはぼんやりわかれてます)
ボランティアに来られる方は、年齢性別国籍様々な人がおり、基本的にずっと一緒に過ごします。そのためすごく仲良くなりました!(^0^)
こんな感じで生活しました。みんなのご飯はそれぞれ味が違うので食べるのも楽しいです(^^)
私もいろいろ夕食に作りましたが、どれもみんなおいしく食べてくれはりました。大阪やねんからお好み焼き作ってと言われつくったのがこちら。
こんな感じの2週間を過ごしました。
この実習を通して学んだことはたくさんありますが、おもしろいのは
・アブを叩き落とせるようになった
・生活能力が上がった
・フライパンをふれるようになった
ことです。
さらに、ふ化調査、足跡調査、レクチャーを通してウミガメに関する知識はもちろん、生態系と人の営みの関わりを身を以て実感しました。屋久島に多くの人が訪れるようになったことによって、子ガメが巣から出られなくて死んでしまうなどの被害も目の当たりにした分、子ガメが頑張って海に帰っていく姿を見たことは本当に忘れられません。
2週間と少し、本当にいろいろありました。つらいこともたくさんありましたが、他のボランティアの皆さんの優しさと、応援してくれる人たちのおかげで実習を終えることができました!話せばいろんな話ができるので、気になる方は私のところへ来てください。いくらでも話します(笑)
海は本当にきれいでした…左上に見えるのは口永良部島です。
そして、私はこの屋久島実習を終えた後すぐに国立環境研究所の実習へ向かいました。とてもハードでした。
そちらの方はほかのメンバーが更新してくれるかと思います!ぜひそちらも読んでください(^^)
読んでくれてありがとうございました!気温の変化が激しい日が続きますが皆様体調にお気を付けください。では!