sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

教育実習~山本真司編~

おはようございます! 4回生の山本真司です。6月1日から19日まで教育実習に行っていたので感想や反省を書きたいと思います。

まず、僕がこの教育実習で最も感じたのが生徒との授業外での関わりです。 教育実習に行く前は「英語を教えるだけが教育実習」と考えていました。しかし、実際に行ってみると、授業一つするにも生徒との関係が良くないと上手くいかないことがわかりました。いくら授業のために準備しても、どれだけ良い教材を選んでも、生徒との関係が良くないと授業としては成功しません。逆に言えば、信頼関係ができていれば、授業で失敗しても、生徒から助けてもらえるということです。 生徒ととの関わりで僕が強く意識した点が3点あります。

1つ目が校門指導です。これは簡単に言うと朝校門に立って登校する生徒に挨拶をすることです。僕の実習先である神戸市立葺合高等学校には朝のSTがないため、生徒の体調や表情を見る機会が限られています。そのため、朝校門に立って挨拶をすることで生徒の調子を把握することができます。また、挨拶をすることで自分自身元気をもらえるのも1つです。朝、自ら笑顔で挨拶をすることによって1日の始まりを認識でき、やる気が出ます。

2つ目が昼食を共にすることです。1週目こそ、名前を覚えていなかったので教室には行かずに顔と名前を一致させることに力を入れました。1週目の週末できっちり名前を覚え、2週目の月曜日からは毎日欠かさず教室で生徒と一緒に食べました。お昼の時間は生徒にとってもリラックスできる時間で、授業外のプライベートな話を聞くことができます。例えば、「~と~が付き合っている」や「先週末~に行ってきた」など目をキラキラさせながら話してくれるのでしっかり話を聞き、相談に乗ったりもしました。僕は生徒からしても5歳しか変わらないお兄さんのような存在であると担当の先生から聞いていたので、僕にしかできないことをできるだけ多くできるように意識しました。

そして3つ目が掃除の時間です。3週間毎日掃除を手伝いました。掃除も帰りのSTが終わり生徒にとってはリラックスできる時間帯です。机を前に運びながら、プライベートな話を聞くことができます。 以上3つのことを特に意識して生徒と関わりを増やしました。すると初めの授業では生徒の反応も悪かったのが、授業をするたびに反応が良くなっていくのがわかりました。そして最後の研究授業では「担当の先生より授業うまい」や「今まで受けた授業の中で一番おもしろかった」という言葉をいただけました。 このような素晴らしい3週間を送れたのは僕の担当の先生のおかげです。毎日多くの時間を僕のために割いてくれ、夜9時まで一緒に残って授業の練習を見てくれたこともありました。生徒との良好な関係や、授業が成功したことも、担当の先生が素晴らしいアシストを出してくれたからだと感じています。この場を借りて感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました。

この3週間で得たことを大学生活に活かして残りの大事な時期を過ごしたいと思います。 読んでくれてありがとうございます!ではまた!!10252128_10204886618338497_8263273830717356420_n