GECとは地球環境センターのことで、大阪市鶴見緑地公園内にあります。 8/4~8を赤澤、8/4,18~22を櫻井さんがインターンシップとして参加しました。
以下、報告をさせていただきます。
基本スケジュ―ル
実習時間 9:00〜17:00
(下水処理施設見学を除く)
- 実習内容
カントリーレポート発表会準備
JICA研修補佐
ワークショップ用の小道具制作
JICA研修員名簿の翻訳、資料作成
広報用ホームページの作成
以下講義 聴講 (講師名 ・元勤務先 または現勤務先)
l 日本における鉱業の変遷と鉱害問題 (鈴木氏・元JOGMEC職員)
l 鉱害防止にかかわる行政の支援 (鈴木氏・元JOGMEC職員)
l 日本における環境行政について (佐山教授・関西学院大学総合政策学部教授)
l 日本の水質規制に関する法条例と地方における環境行政 (光岡氏・元大阪市理事)
l 大阪市における工場排水規制について (大阪市建設局、下水道河川部)
インターンシップを終えて
今回の実習を終えて、私たちが日本の環境問題に対する取り組みが、世界でも非常に技術的にも優れているということを知ることができました。今回のインターンシップでは、主に南米からJICA研修として日本へ来た人たちのサポートを行いました。講習室の整理整頓はもちろん、ワークショップで用いる道具なども作成もお手伝いさせていただきました。スペイン語で講習がすすんでいき、通訳の方を通して、彼らの国の様子や社会問題、環境問題を知ることができました。日本も公害問題を乗り越えて、今のような環境を重要視する開発が進んでいるのですが、私はその時に起こった公害問題は、解決済みの、いうならば過去の事象として受け止めていました。しかし、彼らの国ではいまだにそのような問題、もしくは水問題、ごみ問題が発生していると知りました。豊富な水やきちんと管理されたごみ処理場、下水処理が存在する日本では想像しづらく、改めて、日本の技術力の高さを感じることができました。先進国として日本が持っている技術を生かし、彼らが自国に帰り、今回の研修を生かし、自国の環境改善に取り組んでいけたら、地球の環境は改善されると考える。一つの国が環境改善に取り組むのではなく、その技術を使って、地球全体で環境問題に取り組んでいくことが重要であると考えることができました。貴重な経験をさせていただきました。