sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

学生生活の記憶(479) : ハワイの海洋ゴミ

こんにちは。ハワイ留学中の谷口です。立て続けになりますが、今回もハワイの現実について書いてみようと思います。 皆さんもご存知かと思いますが、ハワイは息を飲むほどの美しい海が広がっています。しかし、ワイキキなどの有名なビーチを見てみると多くの人で溢れており、人々が出したゴミが大量に捨てられています。以前、ワイキキビーチクリーンアップというボランティアに参加しました。その名の通りビーチをきれいにするためのゴミ拾いです。その際、私はゴミの多さに衝撃を受けました。明確な量はわからなかったですが、非常に多かったです。

近年、世界で海洋ゴミが問題視されていますよね。日本でも問題視されいますが、海に囲まれているハワイではさらに問題となっているようです。プラスチックごみが海に流されると、分解されずに魚や鳥たちの生態系に大きく影響を及ぼしていると言われています。今回、私がフォーカスしたのはタートル(ウミガメ)です。皆さんもプラスチックを飲み込んでしまったウミガメや、網やビニール袋に引っかかって、死んでしまったウミガメをニュースなどで見たことはないでしょうか。私は直接見てしまったため、非常にショックを受けました。ハワイの記事によると、ウミガメは14個以上のプラスチック破片を誤飲すると生存率は50%、1個で22%低くなるとの研究結果も出ているそうです。また、打ち上げられたクジラやイルカの体内から大量のプラスチックが発見されるというケースは珍しいことではないということが現実だそうです。ハワイに留学来ている今、目を背けることができないと思い、ブログを書きました。もう少し詳しく調べてみようと思います。

この写真はハワイ島で海洋博物館に行った時に撮ったのもので、2枚目はすべて海洋ゴミで作られた作品です。日本でもこのような取り組みは行われていますよね。このような工夫から海洋ゴミの削減につながるのではないでしょうか。作る機会があればぜひ参加してみたいです。