こんにちは。掲載が遅くなり申し訳ございませんでした。 佐山ゼミ新4回の深尾達也です。 今回は私の進級論文について掲載致します。
私の進級論文のテーマは「レジ袋有料化政策は環境保護にどう影響するのか」です。
このテーマを設定した理由は２つあります。1つ目は以前から海洋汚染について興味を持っており、そんな最中にレジ袋有料化政策が実施されたからです。2つ目は以前東アフリカに位置するルワンダを訪れた際に国の施策としてビニール袋の持ち込みが禁止されていたからです。以上の2つの理由から私はこの研究テーマを設定致しました。
この研究を行うにあたって現在までのプラスチックごみによる環境汚染のデータと、レジ袋有料化政策実施後のビニール袋の使用率の変化、ポリエチレン製レジ袋の材料と廃棄方法の3つを考察しました。 その結果、現在までに海岸等に漂着したプラスチックごみの中に分類されるビニール袋の割合は全体の0.4％に過ぎないこと、施策後にゴミ袋として別途ビニール袋の購入が促進していること、ポリエチレン製ビニール袋の材料のナフサは原油からガソリンや軽油などに分別する際に自然と発生するためビニール袋の使用を減らすことで石油燃料の保全にならないという推測に至りました。
今後の活動として自治体のデータ集め、レジ袋有料化政策によって及ぼされる有用性について研究を深めて相対的な推論を立ててノルウェーなどの環境保全に対する取り組みと比較しながら卒業論文に取り組んでいきたいです。
最後まで拝見して頂きありがとうございました。
深尾達也
