佐山ゼミ新4回生の淺利果琳です。今回は進級論文について書いていこうと思います。
私の進級論文のテーマは「里地里山の保全と活性化に関する研究 −里山実習を通して学んだ若者の重要性−」です。
このテーマにした理由は、佐山先生の里山実習という授業を履修しているなかで、その授業を通して様々な実習先で里地里山の保全をしている人が若い人より高齢の方が多かったということを感じたからです。
まず、現状の問題点として二つ挙げられます。一つ目に里地里山の保全・活性化させるために働きかける人々の高齢化が進んでいるということ。二つ目は自然の中で暮らしている動物の保護(生物多様性の保全)とその活用方法です。
私は茨城県つくば市の宍塚での取り組み例と兵庫県の取り組み例を挙げ、この二つの問題点がどのようによくなるか調べました。結果として、宍塚ではポスターやチラシなどで、里山離れしている子供たちに里地里山について興味を持ってもらうために様々なイベントを開催したり、兵庫県では学校行事として5泊6日の自然学校を取り入れたりしていました。
これらの活動がもっと日本中で広まることで、若い人たちに里地里山に興味を持ってもらい、また活動をしてくれる人が増えるにはどうしたらいいかというのが今後の課題となっていることを知ること、考えることができました。
最後までお読みいただきありがとうございました。