sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

里山実習【2回目】

皆さん、こんにちは! 佐山ゼミ3回生の西村千咲です。

今回は5月13日(土)に行われた里山実習について、お話させていただきます!

第2回目の里山実習は、兵庫県三田市フラワータウンにある「兵庫県立 人と自然の博物館」、略して「ひとはく」で行われました。午前は「ひとはく」の研究員である橋本さんに、里山の生態系や植生について教わりました。

その講義の一部を紹介します。

現在では、人びとが里山を利用する機会はほとんど無くなっているのですが、兵庫県川西市黒川では今もなお木炭を生産する為に、里山の利用が続いています。黒川で生産された木炭は茶道でお湯を沸かす際に使用されるようです!一庫炭や菊炭とも呼ばれる炭で、名前のとおり菊の形をしたきれいな炭でした。また、人間が里山を管理し、程よく木々を伐採することにより、陽当たりが良くなり、植物の多様性や生物の多様性が生まれます。里山を利用することは、人にとっても里山にとっても良いことなのだと思いました。

講義が終わり、昼食を食べた後は「ブイブイの森(南公園)」に、実際の里山を見に行きました。実際に、アカマツやコナラなどの木や花を手で触れたり匂いをかいだりしながら、橋本さんから詳しく植物の特徴などを教わりました。私はモチツツジという花が印象に残っています。モチツツジは房の部分から粘着性のある液を分泌していて、食害にあわないようにしているそうです!触ってみると、ネチャネチャしました!

ブイブイの森を観察後、ひとはくに戻り、2回目の里山実習は終了しました。

最後に感想を!当日はあまり天気が良くなく少し雨が降っており、残念でした。でも、実際に里山をじっくりと観察でき、楽しかったし、リラックスできました!次は晴天の時にもう一度、ひとはくとブイブイの森に行ってみたいと思いました。また、「ひとはく」は大人200円、大学生150円とリーズナブルに入館できるので、皆さんもぜひ訪れて楽しんでくださいね~

写真は、ニセアカシアという外来種の木の花です。ミツバチが蜜を取りに来て、蜂蜜にもなるそうです。甘い香りがしました!

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