sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

里山実習

こんばんは!佐山ゼミ3回生の赤尾奈美です。

今回は里山実習について書きたいと思います。

4月25日に第1回里山実習オリエンテーションがありました。

今回は、三田キャンパスで行い、今井先生と理工学部数理学科の大崎先生に貴重なお話を聞かせていただきました!

 

今井先生は、「里山環境の保護と保全に向けて」というテーマで、里山とはどういったもので、どのような条件があるのかなどから、里山の効用には、燃料や肥料である堆肥が使われていたり、茅利用もされていることが分かりました。

しかし、このように里山は必要であるにも関わらず、燃料革命や戦後の森林政策によって崩壊されているというのが現状です。里山は様々な資源で必要とされ利用されています。この話を聞いて、持続可能な里山利用に向けて、総合的な里山利用プロジェクトの創出が必要であると知り、考えていく必要があると思いました。

 

大崎先生は、「自然の中のフィボナッチ数」というテーマで、数学を簡単に考えたり、身近なものにも数学は使われているということを教えていただきました。

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これは、にんじんの根が出ている所に爪楊枝をさして、それをこの写真のように見てみると、螺旋状に棒が刺さっている、という現象を表しています。育つ過程によって変形し、うまく螺旋状にならないこともありましたが、ここでも数学が結びついていることが分かります。

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これはチンゲンサイの端を切ったものです。ここでは黄金比が関係しており、1枚1杯の中心と断面図の真ん中を結び三角形にしたとき、角度が137度になるそうです。これが黄金比といい、心地よいと感じる角度、形だそうです。

数学と聞くと、難しく、楽しいとは思えませんが、実際に実験したり身近なものを使うことによって楽しく学ぶことができました。

 

今回の講義を里山実習にも活かしていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

以上、里山実習オリエンテーションでした。