sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

終わりの時を感じる

こんにちは。佐山ゼミ4回生の寺尾洋(てらおひろ)です。

今回は、残りの学生生活をどのように過ごしていくかを書きたいと思います。

気が付けば、私の学生生活も残り半年となりました。大学生活の3年半で私は何を得れたのだろうかを現時点で考えました。それは、学業面にしても、競技面にしても、目先の利益を追うのではなく、「本当に自分自身が達成したい目的、目標に向けて弱い自分と向き合い続けて忍耐強く行動する強さ」だと感じています。

その具体的な事例を挙げていきます。

学業面では、高校から大学で大きく変化したこととして、自分自身で講義を組めること、50分授業から90分に伸びたこと、出席は強制されていないことなどがあります。私の場合、通学時間、1時間バスに揺られてキャンパスに通う毎日で、部活動に出れない日が続き、不満が溜まることが多かったように感じています。

その中で、弱い自分であれば、「自分で好きな授業を取れるのだから簡単に単位を取れる講義を履修しよう。」、「90分授業は長いし、誰にも怒られることはないのだから少し眠いし、睡眠しよう。」、「出席は強制されているわけではないし、休んで家でゆっくりしておこう。」「学校を休んでディズニーランド(どこかへ遊び)に行こう。」などを考えていたと思います。

ただ私は、その時こそ自分自身の成長する機会、真価が問われるのだと自問自答し、総合政策学部だからこそ履修できる様々な、法律、経営、経済、統計、組織論、英語で行われる講義などを積極的に履修して、出席し自分の教養を増やす努力をしてきました。

そのように弱い自分に打ち克つことが出来たのは、支えてくれる存在を想い出して決断してきたことです。一番の支えは、「親の存在。」です。親が一生懸命働いて、私の学費を賄ってくれています。そういった背景を考えると、私は講義を自分の楽さのためだけに休むことは出来なかったし、睡眠時間に当てるなどということは出来ませんでした。

だからこそ、今では様々な学業に関心を持ち、本を持ち歩いたり、学ぶ姿勢を習慣化することが出来ていて、ただの「サッカー馬鹿」ではなくなってきています(笑)。(関学の面接のときは悲惨でした(泣))

競技面では、日本一を目指す組織として厳しいトレーニング、競争の毎日です。日々、苦しさ、プレッシャーに押しつぶされそうな緊張感のある1日1日を送っています。また、学生である私は、サッカー用具、部費など全て自分達でお金を支払って活動しています。プロであれば、それが全て無料でプレーが出来て、お金をもらうことが出来ます。時には、しんどいこともある中で「なぜそのしんどさにお金を払ってでもサッカーをしたいのか。」その答えは、厳しいことも仲間と乗り越えた瞬間の感動を味わいたいからです。この喜びは、苦しさと天秤にかけた時、喜びの方が強いから頑張れるのだと思います。

真夏の暑さ、真冬の寒さ、走り込みなど逃げ出したい時はよくあります。そこで、弱い自分に打ち克つには目先にはないもっと先にある、感動、喜びが待っていると信じて走り抜ける力強さがあるかどうかです。

それを私自身は、リーグ戦で現在8試合を消化して10ゴールを決めているので、得点を取ることで体現していきたいと思います。また、得点王を視野に入れて、チームの勝利に貢献したいです。

これらを踏まえて私が残り半年をどう過ごしていくか、それは学生生活が終わる3月にどうなっていたいかを思い描き、行動していくことです。いや、学生生活の内だけでなくもっと先まで見据えて、自分の持つビジョンの為に行動していきたいです。

将来は、Jリーグチームの経営者になり、サッカーで世界を豊かにしたいという夢があります。

その為にも、まず卒業論文をしっかり完成させたい。(最大の難関)笑  何なら、学生スポーツの価値を卒業論文に書きたいくらいです。(笑)

それは置いといて、残された時間の中で今しか出来ないことを全うして、最高の学生生活最後を迎えたいです。