sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

里山実習 11/5.6

こんにちは。佐山ゼミ3回生の谷上大輔です。

11月に入り、早速風邪を引きましたが、皆さんも体調管理には気を付けてください!

さて今回は、11/5.6に里山実習として千刈キャンプ場で行なった、炭焼き体験、植樹作業について書こうと思います。

かつて里山生活に炭は欠かせないものであり、人の手入れを通して里山は守られてきました。しかし現在は放置された里山が問題になっており、私たちの生活の中でも炭は遠い存在になっています。今回の炭焼き体験は、その「炭」を身近に感じ、かつて里山生活で不可欠であった技術に触れることを目的として行われました。

今回は、オイル缶を使った簡単な製造方法で炭を作りました。まずオイル缶の周りをブロックで囲い、穴が開けられた煙突とオイル缶を合体させ、それらを砂で埋めました。そしてオイル缶に自分たちで加工した竹や松ぼっくり、さらにはハチの巣などの炭材を詰め、準備完了です。

buroguyou

ここからは火入れ、追い炊き作業で、炭材の上部に小枝などを置き、着火します。オイル缶に蓋をし、うちわで適度にあおぐと、白い煙が煙突から出てきました。しばらくすると、うちわであおがなくても煙が出るようになりました。ちなみにこの煙は竹などの炭材の水分が水蒸気として出ているものです。煙突からの煙

さらに時間がたつと、煙が透明になり、炭化は終了です。煙突を抜き、空気が入らないように砂をかぶせ、完成しているかどうかは翌日のお楽しみです。

夕食はたき火カフェというイベントで、自分たちで調理した具材と用意していただいていたチキンを混ぜ、おかゆにしていただきました。〆にはラーメンもいただき最高でした!

2日目は、最初に植樹作業を行いました。去年も里山実習で植樹をしたそうですが動物の被害に遭い、全滅してしまったようです。今年は上手く成長してくれることを願っています。

植樹作業

去年はこの作業に1時間かかったみたいですが、今年は30分程で終わらしてしまいました。決して、早く帰りたかったからという不純な動機によって早く終わったではないと信じています!

ここで記念写真をとりました。初めて全員が揃いましたが、なんかまとまりがないような... でも楽しかったので良かったです(笑)全体写真

その後、炭の確認を行いました。蓋を開けてみると、炭になった竹や松ぼっくりが出てきました!特に松ぼっくりの炭がきれいでした!松ぼっくり

竹の炭は吸着作用があるため、脱臭剤として使われていると聞きました。炭の効用は燃料だけではなく様々な用途で使われているため、より炭を身近に感じることができました。

さて2度目の千刈キャンプでの実習も終わり、里山実習も残すところあと2回です!

このような貴重な体験ができていることに感謝しつつ、残りの実習も楽しみながら頑張りたいです!