サワディカー!こんにちは!現在社会貢献活動に参加中の佐本朱理です。
実は日曜日から今日まで、ビザの更新のためタイに渡航していました。(そういうわけで今日はサワディカー!とはじめてみました笑)ということで、今日はタイでの体験をもとに考えたことを書きたいと思います!
【タイ、バンコクの“船“という交通手段!】
タイの首都バンコクではオフィスアワー前後の時間にとてつもない渋滞が起こります。そこで、地元の人や中長期滞在の外国人が使うのが「船」です。バンコクには生活用水を流す水路があり、いくつかの駅を船がつないでいます。私も、タイを案内してくれた友人と一緒に乗ってきました。渋滞を避けることができ、スピードも速いので、ローカルの人々が利用する理由もよくわかります。
係りの人が船のへりを歩いてお金を集めて回ります。
ちなみに…スピードが出たときに水しぶきをよけるための手動で上げ下げできる布もついているのです!(係りの方の手の下の布)
【船から見えた人々の生活】
川沿いは地元の人々の家が立ち並び、その生活の様子もよく見えました。その中で気づいたこと、考えたことを紹介します。
・お皿を洗って、その水を川に流している住民がいた。
・ごみがたくさん浮いている。
・茶色く濁っている
・たまに独特のにおいのするところもある。
バンコクという街の規模や娯楽施設の多さをKLと比べると、タイはマレーシアよりも発展していると感じたのですが、今回船の船から見えた人々の生活からは環境に対する意識はここタイでも問題があるのではないかと感じました。
この船の通り道がたまたま生活排水の流れるところだから、なのかもしれませんが、この生活排水や浮かんでいるごみもいずれは海に注がれるでしょう。調べてみたところ、タイでも水質汚染は大きな問題であるようでした。
【マレーシアとの共通点】
私の派遣先の上司によると、マレーシアでも川を「ゴミ箱」代わりにする人がいるそうです。昔ながらの川に面した小さな村では、窓から川にぽいっとゴミを捨てる習慣がいまだに残っているようです。また、ほんの一部ですが、車で家庭ごみをもってきて、橋の上から川に向かって捨てる人がいたという話も聞きました。今回は、タイ人と直接、お話をする機会がなかったのですが、マレーシアとゴミや水質汚染に対する意識の低さでは通じるところがあるのではないかと考えます。
【おまけ】
王宮を見に行くと、今年の10月に王様がなくなって喪に服すタイをまじかで感じることができました。暑い日でしたが、黒色の服をきて、お祈りのために列にならんでいる人の数は、テーマパークで3~4時間待ちの列に並んでいる人の数と同じくらいか、それ以上でした。
仕事の関係で黒い服を着れない人であったり、貧しくて黒の服が買えない人であったり、というさまざまな事情に対応するために、黒いリボンが一部無料で配られているそうです。左肩に着けることで、黒の服を着ていなくても王様の喪に服す意を示すことができます。私も、黒の服を着ていなかったので、リボンをいただき身に着けました。
お読みいただきありがとうございます。
案内をしてくれた友人のおかげで、観光だけでなくたくさんの面白い経験をすることができたタイへのビザ更新出国でした。本当に感謝です!
それでは!