sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

進級論文について

こんにちは。村上果璃です。

私は「体験型環境教育の意義」というテーマで進級論文に取り組みました。

このテーマに取り組んだ背景としては、環境問題が深刻化している中、持続可能な社会実現のための方法の一つとして未来を担う子どもたちへの環境教育が重要であると考えたからです。

日本での環境教育は公害教育という考え方から幅広い意味での教育へと変化してきました。現在は総合的な学習の時間、理科や 社会、生活の授業などを活用し環境教育が進められています。また、ESD 教育の推進やエコスクールの推進等が進められており、環境教育の幅はより広がっています。

しかしながら、日本の環境教育の課題として、授業時間・教材等の不足が挙げられ、国民の環境教育への期待に応えられていないという事実があります。また、地域・企業との連携が不十分ことから、充実した環境教育のためには学校内だけの環境教育に頼るのではなく、地域・企業等との連携が必要なのではないかという結論に至りました。一人でも多くの子供たちに環境問題への危機意識を持ってもらうことが環境問題の深刻化を抑えるには必要だと考えます。