sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

進級論文:京都府南丹市美山町エコツーリズムの現状と課題

こんばんは、ぎりぎりの更新になってしまい申し訳ありません…

佐山ゼミ3期生の山根です!ゼミブログもご無沙汰しておりました。(笑)

就職活動しながら路頭に迷っているので、先行き真っ暗ですが頑張ります。

 

今回は、進級論文についての記事になります。

私の進級論文は、京都府美山町を対象にエコツーリズム導入期の現状について述べたものです。(タイトルはブログ記事のタイトルをご参考に)

まず、このテーマにしようと思った動機です。

実は私は、”エコツーリズム”と"地域活性化"の関わりについて研究したいと思い、佐山ゼミに入りました。

そもそもエコツーリズムって何なの?と思われる方もいらっしゃると思いますので、環境省が定義したものを紹介します。

 

  1. 環境省の定義:
エコツーリズムとは、① 自然の営みや人と自然との関わりを対象とし、それらを楽しむとともに、② その対象となる地域の自然環境や文化の保全に責任を持つ観光のありかたである。

 

引用元:エコツーリズムのススメ

簡単に言うと、その地域の自然や文化を大切にしながら観光しましょうねっていう感じです。

私自身、漠然と"観光"という言葉に惹かれており、観光って人来るから経済潤うやん…とか思っていました。しかし、観光客が増えたために発生した富士山の問題等を知り、"地域に負担をかけない観光ってないの!?"と思い、エコツーリズムという言葉を知ったのがきっかけです。

そこから自分なりに調べ、実際にエコツアーを行っている方とお話しすることによって、"エコツーリズム地域活性化にもたらす可能性"を感じました。

というわけで、エコツーリズム地域活性化について論文書き上げたかったんですけど…私の力では一気にできませんでした。

まず、自分自身の知識の不足を補い、エコツーリズムをしっかり定義しようと思い今回の進級論文を書くに至ったというわけです。

次に、京都府美山町を選んだ理由です。

京都の真ん中の南丹市にの北東にあるのが美山町です。

美山町といえば、重要伝統建造物群保存地区に指定されてる北村のかやぶきの里が有名です。

IMG_4096[1]

こちらです~

平成25年に"南丹市美山エコツーリズム推進全体構想"というものが策定され、自治体全体でエコツーリズム推進に取り組もう!となった地域です。

美山町のもつ里地里山、日本の原風景といわれる景観。さらに、地元の名産物を積極的に地域外へ販売しているということがあり、研究対象にしやすいかな…と思ったのと、自分が所属している"日本エコツーリズム協会学生部会"として参加した”エコツーリズム全国大会”の際に、美山の景観と食べ物のおいしさ(笑)にほれ込んでしまい、"美山はもっと活性化する!"と思ったからです。

論文の内容は美山町がどうしてエコツーリズムを推進するようになったか等、つらつらと書いてます。

 

今回の論文は、時間に追われデータがうまくそろわない…とハプニングだらけで反省だらけなので、以下に。

①テーマをもっと絞り込めなかった

エコツーリズムが、地域の"何に"影響を与え、どう変化するかっていうのを仮説として立てられなかった

エコツーリズムという大きなテーマで進めることになってしまった…・

ヒアリングのやり方がまずかった

この論文を書くにあたり、南丹市美山エコツーリズム推進協議会の事務局長様、観光協会の方にご協力頂きましたが、準備不足のため結果的に必要なデータがそろわなかった。

③調査対象地の選定

美山町自体も、地域全体でエコツーリズムに取り組み始めて歴史がかなり浅いため、かなり発展途上であった。導入期の現状としか書けず、問題点等の洗い出しができなかった。

こまごまとしたものはありますが、大きく3つ反省点です。(4期生はもっと早くから書き始めて頑張ってください)

 

この反省を受けて卒論について卒論は早めに取り組もう&調査対象地の選定しよう!と思っておりますが、就職活動が予想以上に難航してて、また提出前にバタつきそうです。

学生の本分である学問も手を抜かず、卒業論文は自分が納得できる形で終えたいと思います~。(就活も)

 

では、以上です!

明日から新年度、皆さん頑張りましょう!

最後になりましたが、2期生の先輩方卒業おめでとうございます!

と、4期生のみなさん一緒に頑張っていきましょう。

 

では(^o^)