皆さんこんにちは!佐山ゼミ3回生の大槻夏未です。
ノルウェー留学3週間目に突入しました。
今回は北欧の環境をテーマにブログを書かせていただきたいと思います。
ノルウェーに来て環境意識について驚いたことが3つあります。
1つ目は、レジ袋が有料だということです。
日本でもスーパーなどに行くと、レジ袋は有料のところやエコバックを持っていくと割引してくれるお店がありますが、ノルウェーでは袋が有料なのが当たり前です。1袋2NOK(ノルウェークローネ)=約23円です。日本と比較すると高めの値段になっていて、毎回袋をもらっているとそれだけでお金を使ってしまうのでエコバックを持ち歩く習慣がつきました。日本はまだまだ無料でレジ袋が配布されていることろが多いですが、有料にすることで、エコバックを持ち歩く人が増え、少しでも環境にやさしくなれるのではないだろうかと思います。
2つ目は、ペットボトルの処分についてです。
街を歩いていて、ペットボトルが道端に捨てられているのを見たことがありませんか?いわゆる「ポイ捨て」ですが、日本では目にすることが多々ありました。しかし、ノルウェーではペットボトルが捨てられているのをまだ見たことがありません。どうしてでしょうか。その秘密はノルウェーのペットボトルの処分方法にありました。
ノルウェーでは、使い終わったペットボトルをスーパーに持っていくと少しだけお金が返ってくるようになっています。
この写真では少し分かりにくいですが、ペットボトルには数字が書かれており、リサイクルとしてお店に持っていくと、その数字の分のお金がもらえます。初めてこのシステムを知った時は驚きましたが、このシステムはフィンランドでも採用されており、北欧の環境意識の高さを感じました。
また、ノルウェーの街を歩いていると、いたるところでゴミ箱が設置されているのに気づきました。このゴミ箱の設置が充実しているのは、ポイ捨てが少ない理由につながっているのだと思います。
これはオスロ大学(私がノルウェーで通っている大学)で撮った写真です。
もちろん大学にもたくさんゴミ箱が設置してあります。
最後は、ストローについてです。
私は今年の春学期(留学前)に佐山先生の環境政策論という授業を履修していて、プラスチックストローがかなり環境に悪影響を与えていることを学びました。そのため、日本ではプラスチックの代わりに紙のストローの普及が促されてつつあると学びましたが、実際に私は日本で紙のストローが使われているのを見たことがありませんでした。まだまだ実現されるのは先なのだろうと思っていました。。。
しかし、ノルウェーでは学校やカフェで当たり前のように紙のストローが使われていて衝撃的でした。
北欧の環境がきれいで、尚且つこのきれいな環境が保たれているのは、その国に住む人の環境への意識・配慮があってこそなのだろうと感じています。
こうした小さな心がけが環境を保護し、限りのある資源を次の世代に残していくことにつながるのだと強く思います。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
以上、第2回留学レポートでした!🇳🇴