sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

学生生活の記憶(516):留学生活終了

こんにちは。ハワイ留学から帰ってきました。7ヶ月半の留学生活をまとめながら、感じたことや成長したことなどを少し長くなりますが、書いていこうと思います。

私は中学生の頃から海外留学をしたいと思っていました。その夢を叶えたいと本格的に思うようになったのが高校卒業した頃でした。大学で留学したいと思い、関西学院大学総合政策学部に入学しました。しかし、2020年から流行し始めた新型コロナウイルスの影響で、大学1.2年は家から出ることを制限され、まともに大学に行くことができず、留学の夢は程遠くなってしまいました。大学3年になると就活が始まり、企業のインターンに参加する日々になっていました。心の底でモヤモヤしながら説明会に行っていました。その時は半分留学することを諦めていたような気がします。年が明けて本格的に就職活動が始まろうとしていた時、留学するという幼い頃からの夢を捨て切ることができないと強く思うようになりました。しかし、4年生になろうとしていた私は1年休学することや1年就職することが遅くなってしまうこと、友達と一緒に卒業することができないことなど、様々な葛藤がありました。しかし、たくさんの人に相談して必ず返ってきた言葉が「そのまま就職して後悔しないか」でした。私自身もわかっていたことで、あの時留学しておけばよかったと後悔している自分が目に見えていました。そこで留学行こうという決心がつきました。そのため、ハワイに留学すると決まったのは3月頃でした。アメリカ本土や、カナダ、オーストラリアなど行き先はたくさんあったので迷いましたが、アクティビティが豊富なハワイにしました。

とんとん拍子で決まった留学は不安でいっぱいでした。英語力もほぼゼロに近く、行って1ヶ月目は授業について行くことができなかったり、友達と話したいのに上手く話せなかったりと、悔しさと孤独で毎日泣いていました。また、最初の3ヶ月は寮で暮らしていたのですが、日本のように綺麗ではなく、文化の違いに戸惑ってばかりでした。しかし、以前にもブログで書きましたが、ハワイの天候は穏やかで、息を飲むような景色が広がっており、ハワイの大自然が悩みも吸収してくれていました。

転機があったのは8月に友達とアメリカ本土に旅行に行ったことです。世界最大規模の峡谷グランドキャニオンには圧倒されました。留学に来てよかったと改めて思えた旅でした。また、8月からはホームステイも始まり、ハワイの文化をさらに深く知ることができました。ホストファミリーは本当に親切で、毎日ディナーは一緒に食べて1日の出来事をファミリーと話したり、ハワイについて教えてくれたり、私にとてもよくしてくれました。コミュニケーションが多少取れるようになってからは留学生活が充実しました。分からない単語もあったりして時々不安になることもありましたが、勉強して、毎日英語を聞くことで確実に英語力は上がりました。

また、私が留学したかった1番の目的は自分自身を変えることでした。以前までの私は、何かと考えるばかりで行動が遅くなったり、決断することに時間がかかったりしていました。しかし、数多くの経験をした留学生活を経て、素早く行動することが増え決断力が身についたり、自分の意見をはっきり言えるようになりました。決して楽しいことばかりではなく、むしろ大変だったことの方が多かったです。この7ヶ月間、ボランティアや行事などにも積極的に参加し、人のためでもありながら、自分の成長のためにたくさん考え、たくさん行動しました。だからこそ、自分を変えると言う目的を達成することができたのではないかと思います。私の人生の中で1番変化があり成長することができた1年になりました。

最後に、貴重な経験をさせてくれた家族、応援してくれた友達や先生に改めて感謝したいなと思う留学生活でした。この素晴らしい経験を活かして、今後の人生も飛躍していきたいと思います。ありがとうございました。

 

※(上図写真)マカプウ岬