こんにちは。佐山ゼミ4回生の上田奉正です。
今回は8月17日~8月22日で岩手県の網張での実習の様子を見ていただきたいと思います。
佐山ゼミの私と中井君の2人で行ってきました。去年は国立環境研究所を2人で行ってきたので、また中井君かと思いました。
さて冗談はさておき、書くことがたくさんあるので早速始めていきましょう。
網張は十和田八幡平国立公園内にあり、近くには有名な小岩井農場があります。私は網張に来るまで小岩井農場が岩手県にあるとは知りませんでした。
私と中井君は網張のビジターセンターにお世話になりました。
このビジターセンターでは3人の方のスタッフがいており、とても良くしてくださいました。
網張は気候がかなり不安定の場所ですが、ほとんど晴れてくれてラッキーでした。
初日は移動と毎回の食事を提供してくれる休暇村と天然温泉のところに挨拶をしました。
食事は食堂のおばちゃんがおいしい料理を作ってくれました。天然温泉も、硫黄独特の腐乱臭が漂う自然あふれた温泉でした。
2日目からは毎日の朝のお散歩会が始まりました。これが朝とても早く、私にはなかなか応えました。日常生活を見直さないといけませんね。
午前はミニクラフトをして、午後はネイチャーゲームをしました。
ミニクラフトはビジターセンターの方が事前に網張の森からミニクラフトで使えそうなものを集めていただいておりました。
しかし、私と中井君は久しぶりの工作で、私も工作は小学生ぶりでした。小学生の頃はどんどんアイデアが浮かんでおりましたが、21歳になった私はまったくアイデアが浮かんできません。私は網張実習でこのミニクラフトが一番つらかったです。しかし、なんとか知恵を振り絞って完成しました。
ネイチャーゲームはゲームをしながら自然を楽しむゲームです。私が気に入ったのは「私は誰でしょう?」です。質問をしていき、その生き物が何かを当てるゲームです。中井君と対戦して私が勝ちました。えっへん(`・∀・´)
3日目はビジターセンターの広野さんと一緒に黒倉山へ登山をしました。この日は日曜日で、リフトが運行していたため、楽勝でした。去年はリフトが運行しておらず、かつ天候が雨であったらしく、かなり苦労されたみたいです。
こちらが黒倉山の山頂の写真です。この十和田八幡平は複雑な火山地形と豊富な高山植物が次々と登場し、特にこの山頂では下から火山の煙がモクモクと出てくるのが見えたのが感動でした。
4日目は環境省のアクティブレンジャーとレンジャーの工藤さんとレンジャーの業務体験をさせていただきました。
まずはこの国立公園の外来種の勉強をしました。オオハンゴウソウという特定外来生物です。5日目に出てきます。
午後は秋田県の十和田八幡平に連れて行ってもらいました。
県境をまたがることは初めてだったので嬉しかったです。また秋田県から眺める景色も最高でした。
夕方はビジターセンターの坂内さんと網張の森の森林浴をしました。この森林浴で私の人生は変わりました。
虫に触ることができるようになったのです。背中を押してくれたみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。
5日目はパークボランティアの方と一緒に外来種駆除をしました。
このオオハンゴウソウは背が高いので見つけるのは簡単でしたが、根が太く、引っこ抜くのにはコツがいりました。
パークボランティアの方はみんな明るくていい人たちばかりでした。この実習で東北の人のあたたかさに触れあえたと思います。
午後は小岩井農場に連れて行ってくださいました。農場なので牛と触れ合えるだけなんだと思っていましたが、アーチェリーやフリスビーで遊べる施設があり、楽しかったです。
本当は7日目に帰る予定でしたが、台風接近のため、6日目に緊急帰宅しました。
こうして私と中井君の大学最後の実習が終了しました。
前半の3日ほどは正直きついなと思っていましたが、徐々に網張の方と仲良くなれて、後半はあっという間でした。
この実習の経験をこれからの大学生活、そして来年からの社会人に生かせると思えた実習でした。
みなさん本当にありがとうございました。
また、私はスノーボードが趣味なので、機会があれば冬にまた網張に遊びに行きたいです。
以上です。長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。