sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

マレーシア留学レポート(7)KSNPの生き物たち

パギ~!

マレーシアの自然公園でインターン中、佐山ゼミ3回生の本田香織です。

 

私の働くKuala Selangor Nature Parkには、

連日ローカルの方をはじめ海外からも多くの方にお越しいただいているのですが、

ちょうど一昨日、日本人のご夫婦がお越しくださいました!

 

KSNPのことは、昔日本語を教えていたマレーシア人の生徒さんから聞いたそうで、

今回はその教え子の方と一緒にお越しくださいました。

 

お話を聞くと、ご夫婦そろって鳥が好きということで、KSNPにはバードウォッチングのために訪れたそうです。

 

というわけで今回は!

KSNPで見ることができる野生の生き物たちをすこし紹介していきたいと思います。

 

KSNPの生き物たち】

 

はじめにも書いたように、KSNPはバードウォッチングの名所として有名で、

カワセミ、キツツキ、鳶、鷲、サギ、フクロウやコウノトリなど

130種もの鳥類が生息していることが確認されています。

 

そして次に!ここの名物となっているのがサルです!KSNPには2種類のサルが生息しています。

こちらが、ロングテイルモンキー

[caption id="attachment_3998" align="alignnone" width="225"]↑木の上からこちらをうかがうロングテイルモンキー ↑木の上からこちらをうかがうロングテイルモンキー[/caption]

 ロングテイルモンキーは園内のどこでも見ることができます。

ビニール袋を持っていると襲ってきたり、チケットカウンターの入り口を占拠しノミとりを始めたりと、

頭もよく人間慣れしてしまっているかなりアクティブなサルです…。

 

そしてこちらがシルバーリーフモンキーです。

シルバーリーフモンキーは絶滅危惧種にも登録されています。

[caption id="attachment_3999" align="alignnone" width="225"]↑近くの観光地マラワティヒルで餌付けされているシルバーリーフモンキー ↑近くの観光地マラワティヒルで餌付けされているシルバーリーフモンキー[/caption]

お腹にくっついているオレンジはなんと赤ちゃん!

赤ちゃんの頃はオレンジ色をしているのですが、成長するにつれて名前の通り銀灰色の毛にかわっていきます。

頭の毛がモヒカンっぽくなっているのも特徴です!かわいい!

 

またマングローブ林が広がる湿地帯では、ムツゴロウや数種類のカニを見ることができます。

[caption id="attachment_3997" align="alignnone" width="300"]↑近づくとすぐ泥の中に潜ってしまうので、ズーム機能に頑張ってもらいました ↑近づくとすぐ泥の中に潜ってしまうので、ズーム機能に頑張ってもらいました[/caption]

 カニについては写真で紹介できず残念なのですが、

片方のハサミだけが大きいカニや青い色をしたカニなどが生息しています。

 

また運が良ければ、1mほどのオオトカゲカワウソなども見ることができます。

私も先日初めて遠目でですがカワウソを見つけることができました!

 

ただこのカワウソ遠目でもかなりの大きさがあったので、

私の知っているカワウソと違うとなり調べてみたところ、

やはり日本の動物園や水族館で飼育されているものとは種類が違うようです。

 

日本でよく目にするのは体長50~80㎝ほどのコツメカワウソという種ですが、

私が見つけた野生のカワウソはビロードカワウソという種で、体長は80㎝~1mほどにもなるそうです。でかい!

けれど顔は私たちがよく知るカワウソと同じで可愛かったです!

もちろんコツメカワウソもマレーシアに生息しているので、運が良ければ見ることができるかもしれません!

 

このようにKSNPでは日本ではなかなか経験できない、多様な生態系を楽しむことができます。

マレーシアに来る機会があれば、是非訪れる場所の候補に入れていただければと思います!

 

それでは!ジュンパラギ!