sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

《留学体験レポートinマレーシア その16》

パギ~!こんにちは。現在マレーシアで社会貢献活動に参加している佐本朱理です。

とうとう帰国まで1か月を切りました!最近は、仕事でのイベントがあったり、友達に誘ってもらって遊びに行ったりとバタバタですが、楽しく過ごさせてもらっています。

さて、今日は前々から書きたいと思っていた、マレーシアの女性ファッション事情について書きたいと思います。

【伝統衣装にも種類がある!】

マレーシアの女性の伝統衣装として有名なのが、「バジュクロー」です。結婚式などフォーマルの場で着るのはもちろん、普段ちょっとおしゃれしたいときなんかにも着るそうです。また、マレーシア人の友人の大学では、月曜日は必ず女子はバジュクローを着る日と決まっている、ということもあるそうです。(日本の着物とはまた違ったポジションですね!)

日常生活でも着ることに馴染みのあるせいか、バジュクローには様々なスタイルがあります。

  • 一般的なバジュクロー
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  • アラブ系の文化の影響を受けたジュバ
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(話がそれますが、前代の首相はルックイースト政策といって日本・韓国を支持する方でしたが、現在の大統領は、アラブ方面を支持する方らしくアラブからの会社、商品も多いそうです。また、同じイスラム圏であることからも、アラブ諸国からの観光客も来やすい!とか。)

 

他にも日常生活でおしゃれを追求したバジュクローには、

  • ひだがついているタイプ
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  • マントのようなゆったりしたタイプ
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などがあります。こちらのマントのようなゆったりとしたタイプの服は、今マレーシアのティーンエージャーに人気のタイプだそうです。
ちなみに↓のはちょっと笑ったスタイルです(笑)
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【イマドキはの若者はインスタグラムでお買い物】
マレーシアではインスタグラムというSNSがとても多くの若者に使われていて、インスタグラムで通販のような形をとっているショップがたくさんあります。ただ見ているだけでも楽しいから、友達登録をしておくという人もたくさんいるようです。また、そのインスタグラムで流行のチェックは十分なせいもあってか、マレーシアでは雑誌はあまりポピュラーではない様でした。

 

ヒジャブ(スカーフ)事情】

最後にマレーシアのイスラム教徒、ヒジャブ事情をお話しします。ヒジャブとは、イスラム教徒の女性が顔以外の体の部分が見えないように、頭を覆うスカーフのことです。国、地域、社会情勢、また個人の意思によって、ヒジャブをまとうか否かは異なります。

マレーシアでは、ムスリムであるマレー系の女性のほとんどがヒジャブをまとっています。私の住むクアラセランゴールの田舎町では、マレー系で、ヒジャブをまとっていない女性は見たことがありませんでした。しかし、クアラルンプールやマラッカといった大都市に出ると、バジュクローは来ているけれどもスカーフはしていない、という女性もちらほらみかけました。

マレー系女性の友人によると、ヒジャブをまとうか否かは、個人の意思にゆだねられているけれど、ヒジャブをまとわないのは、あまりポピュラーではないとのこと。ヒジャブをまとっていないムスリム女性がいれば、友達の間でも少し「なんでだろうね、変わってるね~」と話題になると言っていました。ただ、信仰は個人の自由という考え方が根付いているようで、「そういうのもまあアリ」という雰囲気もあります。

ということで、今日はマレーシアの女性ファッション事情についてお話ししました!

【おまけ】

今日は仕事でイベントがあったので、少し前にインターンシップが終わったビッキーも来てくれました!職場のみんなで撮った写真です!

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