パギ~!こんにちは。現在マレーシアで社会貢献活動に参加している佐本朱理です。
とうとう帰国まで1か月を切りました!最近は、仕事でのイベントがあったり、友達に誘ってもらって遊びに行ったりとバタバタですが、楽しく過ごさせてもらっています。
さて、今日は前々から書きたいと思っていた、マレーシアの女性ファッション事情について書きたいと思います。
【伝統衣装にも種類がある!】
マレーシアの女性の伝統衣装として有名なのが、「バジュクロー」です。結婚式などフォーマルの場で着るのはもちろん、普段ちょっとおしゃれしたいときなんかにも着るそうです。また、マレーシア人の友人の大学では、月曜日は必ず女子はバジュクローを着る日と決まっている、ということもあるそうです。(日本の着物とはまた違ったポジションですね!)
日常生活でも着ることに馴染みのあるせいか、バジュクローには様々なスタイルがあります。
- 一般的なバジュクロー
- アラブ系の文化の影響を受けたジュバ
(話がそれますが、前代の首相はルックイースト政策といって日本・韓国を支持する方でしたが、現在の大統領は、アラブ方面を支持する方らしくアラブからの会社、商品も多いそうです。また、同じイスラム圏であることからも、アラブ諸国からの観光客も来やすい!とか。)
他にも日常生活でおしゃれを追求したバジュクローには、
- ひだがついているタイプ
- マントのようなゆったりしたタイプ
【ヒジャブ(スカーフ)事情】
最後にマレーシアのイスラム教徒、ヒジャブ事情をお話しします。ヒジャブとは、イスラム教徒の女性が顔以外の体の部分が見えないように、頭を覆うスカーフのことです。国、地域、社会情勢、また個人の意思によって、ヒジャブをまとうか否かは異なります。
マレーシアでは、ムスリムであるマレー系の女性のほとんどがヒジャブをまとっています。私の住むクアラセランゴールの田舎町では、マレー系で、ヒジャブをまとっていない女性は見たことがありませんでした。しかし、クアラルンプールやマラッカといった大都市に出ると、バジュクローは来ているけれどもスカーフはしていない、という女性もちらほらみかけました。
マレー系女性の友人によると、ヒジャブをまとうか否かは、個人の意思にゆだねられているけれど、ヒジャブをまとわないのは、あまりポピュラーではないとのこと。ヒジャブをまとっていないムスリム女性がいれば、友達の間でも少し「なんでだろうね、変わってるね~」と話題になると言っていました。ただ、信仰は個人の自由という考え方が根付いているようで、「そういうのもまあアリ」という雰囲気もあります。
ということで、今日はマレーシアの女性ファッション事情についてお話ししました!
【おまけ】
今日は仕事でイベントがあったので、少し前にインターンシップが終わったビッキーも来てくれました!職場のみんなで撮った写真です!