sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

《留学体験レポートin マレーシア その2》

パギ~!おはようございます。佐本朱理です。

「パギ~」というのは、マレーシア語で「おはようございます。」という意味の「スラマッパギ」を略したもので、マレーシアではよく使うので、この挨拶ではじめてみました。笑

今日は私の勤務地兼、居住地であるクアラ・セランゴール自然公園の豊かな自然と日本とは大きく異なる生態系にについて紹介します。

マングローブについて!】

このマングローブが魚、カニ、ムツゴロウ、さるのような多種多様な生物の住みかとなり、その生物多様性を保護しています。また、この地域は海岸線の標高が低いため、マングローブは海水の侵入を防ぎ、土壌の流出を止めたり、作物を塩害から守るのに重要な役割を果たしています。

本の森というと、フカフカの土に小さいなにかの幼虫がモゾモゾしてる、という(勝手な、笑)イメージがあったのですが、こちらの森では、地中にいるのは虫ではなくカニ、貝、ムツゴロウが生息しており、また海水と淡水が混じる汽水域なので当たり前なのですが湿地帯で、生態系の違いを実感しました。

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【お猿さんについて…。】

2種類のお猿さんが自然公園にいます。シルバーリーフモンキーとロングテイルモンキーです。

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シルバーリーフモンキーは生後6か月の赤ちゃんは写真のような茶色をしていますが、成長するにつれて黒みのかかったシルバーになることからこのような名前が付きました。性格はおとなしく、絶滅危惧種です。お猿さんがいっぱいいるのですが、まだこのシルバーはかわいいな~と思って見ていられます…。笑

 

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次にロングテイルモンキー。このお猿さんは、しっぽが長いことからこの名前がついたそうです。ビニール袋を持っていたらそれを餌だと勘違いしてきて、「エサくれ~」と寄ってきます…。買い物して帰った日なんかは、3匹ぐらいのロングテイルモンキーと睨みあいをしながら、オフィスに駆け込むなんてこともよくあります。笑

【豊かな自然の中で思うこと】

マレーシアに来る前は、「女の子一人でそんなジャングルみたいなところに行くなんて…。」とよく言われたのですが(笑)、私はここにきてすごく学ぶことが多いと感じています。多種多様な生物がこのマングローブをすみかにしており、そのエコシステムが海の生物にも影響を与え、私たち人もその命をいただくということで恩恵を受けています。そのことを日々の生活や現地の人と話すことで実感し、明日でマレーシアに来て3週間を迎える中で、自分のできることを模索する日々です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!もし、質問や「マレーシアのこんなところどうなの~?」などのちょっとした疑問でもあれば、私のわかり範囲でお答えします!コメント欄に書き込むのでも、私に直接でもいいので、お待ちしています~♪

【おまけ】

実は昨日マレーシアのテレビ局に取材を受けました。(笑)

英語のインタビューがたどたどしすぎて、もっと英語を勉強せねば…と改めて実感しました。泣

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