sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

台湾留学レポート(28) 台北市内唯一の国家公園

 

大家好!みなさんこんにちは。

佐山ゼミ3回生の栗本です。

はじめに1つ報告させていただきます。

1月に提出した進級論文「台湾の大学生における環境配慮行動の規定要因」が、総合政策学部の小島賞において特別賞を頂きました。この場をお借りして、佐山先生をはじめとして協力していただいた方々にお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

では、今回のブログは、台北市にある唯一の国家公園である「陽明山国家公園」についてレポートします!

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【基本情報】

陽明山は簡単に言うと、

台北市にある国家公園

・春には花が見どころ!

・温泉がある!

といったように、おおまかにはこのような特徴で知られています。

温泉が湧くことから「台湾の箱根」とも讃えられ、また、サクラ・ツツジ・カラー・アジサイ・ススキと四季を通じて花に恵まれ、市民には「台北の花園」「台北の裏庭」と呼ばれ愛されてきたそうです。

(参考:http://ameblo.jp/taiwan-kannkou/entry-12023241507.html

 

【見どころ】

①後山公園

花時計や、1~3月頃には陽明花祭りが開かれ、台湾原生の山ザクラのほか日本種のサクラおよびウメ、ツツジ・ツバキ・モモ・アンズの木々が見られるそうです。なんと私たちは登山を目的に行ったため、この花祭りの存在を知らず、お花を見ることができませんでした…(T_T) 事前調査大事…!

②竹子湖

元々、火山が爆発してできた堰止湖があった場所で、長い年月の間に水はなくなってしまい、緩やかな平地が広がっています。この地には以前は竹が多く植えられていて、風が吹くと竹の葉っぱが湖面のように波立つため竹子湖と名付けられたそうです。標高は約670m。夏でも比較的涼しく、年間を通じて雨の多いところで、観光カラー農園があちこちに点在します。(引用:http://www.tabitabi-taipei.com/topics/20140417/index.php

ここもあとから知った場所です(T_T)

カラー(海芋)という南アフリカ原産で、サトイモ科の多年草を、1本10元ほど(約35円)で摘めるそうですよ!

カラー↓

ダウンロード

 

③小油坑

ここからはちゃんと私が行った場所です!(笑)

小油坑は後火山活動地質の景観区域です。ここでは、火山活動が休止した後、残った熱が地下水を加熱し続け、温泉や噴気孔、硫黄噴気孔といった現象を作り出しているそうです。

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煙がもくもく出ている元に行ってみると、硫黄の匂いがそれはもう臭すぎて1分もいられませんでした。(とか言って記念撮影はちゃっかりしました)

ここまではバスや車で行くことができ、ここの駐車場から七星山という山に登るルートがあります。私たちはここから登山を始めました。

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余談ですが、ここのビジターセンターのおばちゃんはとても日本語が堪能な方で、すごく親切でした!(^u^)

 

④七星山

七星山は、海抜1,120メートルと台北市では最高峰の場所です。

小油坑から1.6キロ、1時間ちょっとで頂上まで着くと聞いていたので、「楽勝でしょ~」と高をくくっていたのもつかの間、意外と傾斜がきつく、200メートル登っただけですでに弱音を吐き始めていました(笑)

この登山ルートは人口の階段がずーっと続いているんですが、階段がきつい!普通の坂道にしてくれ!!と何度も思いました。

また、道中の植物は、てっきりお花が咲いてると思っていたんですが、

火山の関係か、ずっとすすきのような竹のような植物が続いていて少しつまらなかった…。

1か所だけ、すすき(みたいな植物)の中に、まるで人の手によって手入れされたかのような木々があったのですが、これは風の影響で勝手にこのような形になったそうです。

↓これを「風剪現象」というそうです。

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↓つらくなっても、振り向くと絶好の風景を見ることができたのでがんばれました。

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そして約2時間かけて、やっと登頂!!!!!

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天気も良く、ひさびさいい汗かきました。そしてすぐ筋肉痛。

 

では今回は以上です!