大家好!みなさんこんにちは!
佐山ゼミ3回生の栗本です。
先週の土日は、同じく佐山ゼミ3回生である、のんちゃんとありさちゃんが台湾に遊びに来てくれました!
(2人にブログ書いてもらいたかったけどちゃんと自分で書きます(笑))
今回は、2人と”九份”に行ったことについて書きます~
あの千と千尋の神隠しのモデルとなったといわれるお茶屋さんがあるところです。
私は九份に来るのは3回目で、今まではただただ景色や食べ物を楽しむだけ~だったのですが、今回は九份の歴史というか裏側も知ることができました。
というのも、
「九份金鉱博物館」に行ってきたからです。
のんちゃんとありさちゃんを超マイナーな場所に連れてきてしまった感はありましたが、楽しかったし、館のおっちゃんと仲良くなれたのでよしとします。
九份は、今や古い町並みや景色、お茶屋さん、などが有名な観光地となっていますが、かつては金がとれる鉱山がある山村でした。
なので、今、観光客が訪れる食べ物屋さんやお茶屋さんや民宿は、かつて鉱山労働者が利用していた場所なのです。
そして、金鉱博物館にて。
① 砂金の取り出し方(?)について見せてもらいました。
男性が鉱山から掘ってきた鉱石から砂金を取り出すのは、妻や娘など女性の仕事だそうです。
まず石を大まかにつぶしてから、水を加えてさらに細かくつぶします。
※なぜか写真がどうやっても横向きになってしまうので、首を傾けてみてください(+_+)
だいたい15~20分くらい石を細かくつぶし続けたら、
この木の入れ物に移します。
水を加えて、さらさらーっと木の入れ物を動かしていくと、、
砂金がたまる!!!!という仕組み。(説明雑ですみません)
これで大体1グラムくらい。約200円らしい。
次に、
② 金の精練
について見せてもらいました。
これは水銀。
はじめて見ました。
水の中ではプルプル。液体なのかな。
布でこすと、つぶつぶになる。
水の中から出すと、固体になる。
触っても大丈夫、と言われて触ったけど、これって結構危なかったんじゃないかと今更思う。
そしてなんと、これは水銀だけど、中に金が含まれているらしいのです。
水銀は常温で液体なので、金のほかにも融点が低い金属を溶かしこんでしまうらしいです。
金を溶かし込んだ水銀をアマルガムといい、これを加熱すると、水銀と金が分かれる、らしいです。
砂金の不純物の多くは水銀に溶け込まないので、砂金を水銀でアマルガムにして、アマルガムを加熱すると金を精錬できるのです。
でも、この水銀を使った金の精練方法(アマルガム法)は、
水銀中毒・水銀による環境汚染を引き起こすので、回収装置のない状況でのこの精練方法は禁止されているそうです。しかし、発展途上国ではいまだにこのアマルガム法が使われており、水銀中毒が起きている、というのもまた事実だそうです。
最後に一生懸命話を聞いている(でも中国語)、のんちゃんとありさちゃんをどうぞ。
では、今回はこのくらいでおわります。
のんちゃんありさちゃん来てくれてありがとう!