こんばんは。三回生の長谷川です!
GEC地球環境センターでのインターンシップで一週間ほど通わせていただきました。
そのインターン内容について今回は書きたいと思います。
まず、GEC地球環境センターとは、国際連合環境計画(UNEP)国際環境技術センター(IETC)が行なう都市環境管理のための活動を支援し、途上国と日本とのパートナーシップを推進することによって地球環境の保全をめざしている組織です。
私がインターンとして研修に参加させて頂いた際は、ラテンアメリカ系の研修員の方々(アルゼンチン・ウルグアイ・ペルー・エクアドル・キューバ・ボリビア)がJICAの鉱工業の研修のため日本で一か月研修を受けるその一週間を共に過ごさせていただきました。
鉱工業の研修に当たって、日本の各地から様々な専門家の方や教授がこちらの研究センターへ来訪し、講義や研修を行いました。
ラテンアメリカの人や国について全く知識が無かった自分にとって驚いたのは、あちらの国の排水汚染などの現状は日本のはるか以前の意識や政策しか行われておらず、日本でいうイタイイタイ病や水俣病など、水銀などの水汚染から生じる問題について研修員生の方はまず講義を受けていた点です。日本の過去の事例が、今問題になろうとしている国もあるということを再認識しました。
大幅の講義などを受けた後、ラテンアメリカ研修員の各国メンバーで話し合い、アクションプランの作成に移ります。
このアクションプランを作る過程で、JICAではこの上記画像にあるようなPCM(Project Cycle Management)手法を長年用いており、開発プロジェクトの計画立案・実施・モニタリング・評価のための手法であり、JICAをはじめ多くの開発援助機関で用いられているそうです。また、このような手法を組むことで、メンバー同士のチームワークなども深めていき、問題意識を共有していきやすいとのことでした。
研修に同行する以外には、hpに記載する資料の作成や、プログラム資料の編集などに関わらせていただきました!
とてもお世話になりました!
●インターンを終えて
インターン中の一週間は、予想以上にとても短く感じました。国際機関で働くということは思っていた以上に、慎重な作業も多く、また幅広い知識や経験をしていた方が多い印象でした。また、このインターン期間中は、職員さんや海外の研修員の方々とご飯をご一緒させて頂いたり、直接お話する機会も多く、色んな方と関わることが出来、周りの方の親切に感謝です。GECでは日本の環境対策や事例を他の途上国に伝えていくことを主に行っており、仕事としては国と国同士のことで大きな事業のように思いましたが、淡々としているのではなくJICAの研修等でも感じましたが、お互いのコミュニケーションや人同士の関わりや信頼関係をとても重視しているように思いました。会社内もみなさんとても温かく接して頂き、とても恵まれた環境だったと思います。
最後に…
ラテンアメリカの各国の研修員さんや、指導担当の方に本当にたくさんのお土産をいただきました(笑)日本まで飛行機で24時間掛かるケースもあるらしいラテンアメリカですが、とても身近に感じることが出来た一週間でした!!