こんにちは。佐山ゼミ2期生の藤本眞子です。
ゼミブログへの投稿は、実はかなり久しぶりで本日で2回目です(笑)
はじめに、1期生の皆さんご卒業おめでとうございます(*^^)v
そして、佐山ゼミ3期生の皆さんは、はじめましての方が多いと思います。
今回の記事が、実習の選択や皆さんのテーマ選択の参考になれば嬉しいです。
本日は、私の進級論文のテーマについて書きますね。
私は、昨年から白山麓実習に参加しています。
進級論文も実習テーマとリンクした内容を書いていまして、
卒論も同様に実習をテーマにしたいと考えています。
今回の進級論文のタイトルは『希少種を用いた白山ろくテーマパークの活性化策
―住民を交えたオキナグサ保護活動の発展に向けて―』です。
オキナグサとは
オキナグサとは、環境省によって1997年に植物版レッドデータ絶滅危惧種Ⅱ類に
指定されている希少種のことです。
北海道沖縄を除く全国に分布しています。石川県の手取峡谷にあるオキナグサは、
岩場に生える特徴をもっています。(珍しいです)
外見は、濃い紫色で白い綿毛に覆われています。4月から5月あたりが見どころです。
見た目はこんなかんじです。
今回の論文では、オキナグサ保護活動を継続させていくための課題と課題解決策である
キッズ・マイスタープログラム、そして今後の展望(=キッズ・マイスタープログラムの実現)について触れています。
2013年度に提案された「オキナグサ・マイスター制度」をもとに昨年から定期的に
オキナグサの知識習得などを目的とした勉強会が行われています。
活動の中で見えた3つの課題解決に向けてイベント「キッズ☆マイスタープログラム」を考えました。
【3つの課題】
① 園内に移植されている貴重なオキナグサをそのままにしておくことはもったいない。
② 普段のボランティア活動がオキナグサの草抜きや種まきばかりだと
活動自体の楽しさが薄れてしまう可能性がある。
③ よりボランティアと行政が話合える場が必要
(オキナグサを保護の目的を共有し、双方の行き違いがないようにしないといけない。)
現在考えている「キッズ☆マイスター」の内容は、
① 白山ろくテーマパーク周辺地域にお住まいの幼児と保護者を対象とする。
② 運営の中心はボランティアが中心に(の前にまず学生がやってみる)
③ 参加住民と行政がイベント運営を通じてより話し合えるように…
① で期待される効果…種まきや草抜きが幼児たちにとって新しい行為になる。
オキナグサを知ることが出来る。環境教育となる。
保護者が加わることで幅広い年齢層の方が活動に参加することができる。
② で期待される効果…参加住民にとって日頃行われている活動とはまた違った活動。
幅広い年齢層と交流が深まることでモチベーションアップに繋がる。
13日の講演会で新たな課題が見つかったので、最初は学生が中心にやる(試験的)。
③ で期待される効果…イベントを通じてより、住民と行政が意見を交換できる場が期待できる。
です。
先ほど述べたように、オキナグサの開花期(見どころ)は4月から6月なので、
できればこの期間でやりたいと考えています。
4月までにもう少し内容を考えていきます。
今月の13日にオキナグサに関する講演が現地で行われ、私も参加させていただきました。
(白山ろくテーマパークにて)
こちらが講演会の様子です!!
かなり雪が降っていました^^
【卒業論文への抱負】
卒業論文も、進級論文と同様、白山ろくテーマパークに関するテーマで書きます。
今年は実践。自分自身でやってみる。昨年度オキナグサチームで提案した「キッズ☆マイスタープログラム」のイベントを現地で実現させるのが楽しみです。
正直今は…そのことしか考えていません(笑)
【反省点】
私は、テーマを決めるのが遅かったです。6月頃はあれもしたいこれもしたい。うーんどれにしようという感じでした。
実習前の準備が本格的になり、実習後に私自身の中でテーマが固まりました。実際に現地を訪れ、現地の方々からお話を伺うことは、
論文を書く上で本当に大切な経験になってくるし、何より自分の研究していることに対して確信を持てると思います。
※後、ここで紹介した論文の内容はかなり省略しているので、また詳細が気になる方は私に聞いてくださいね(笑)
ご拝読ありがとうございました(*^^)v
Enjoy spring vacation