sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

進級論文『毎日新聞にみる富士山入山料報道記事の変遷について』

 こんにちは!2期生の津田美尋です。私もこの場をお借りして、、、1期生の皆さんご卒業おめでとうございます!春から社会人頑張ってください、応援しています!3期生の皆さん、はじめまして!4月の懇親会でたくさん話しましょう!

 

 ではここからは、進級論文の概要について書かかせていただきます。

 テーマは『毎日新聞にみる富士山入山料報道記事の変遷について』です。遠くから眺めると非常に景色の綺麗な富士山ですが、実際には富士山は多くの問題を抱えています。富士山の管理の難しさや登山者の増加による環境悪化など、解決すべき問題が山積みです。その中でも富士山の入山者の管理に焦点をあて、入山料徴収についての報道の変遷をみていきました。富士山は誰のものか、みんなのものだとしても誰が管理するのか、という問題があり入山料についての議論も進みにくい状況にありました。富士山は静岡県山梨県の両県にまたがっているため、入山料徴収について両県の意見が合致することにも時間がかかりました。

 毎日新聞では1999年にはじめて富士山入山料についての記事が報道されました。しかし、それから2013年に試験的に入山料徴収が行われるまで、14年間もの時間を要しました。そのことからも富士山の管理の難しさが見えてきます。その14年間の間で議論は持ち上がったり消えたりしながら、少しずつ展開していきます。議論が大きく展開する際には必ずきっかけとなる出来事がありました。例えば、富士山の入山者が過去最高を記録した2008年や世界遺産に登録された2013年は議論が展開するきっかけとなる年でした。

 私は去年の夏に初めて富士登山をしてきました。天気に恵まれて、素晴らしい絶景を見ながら登ることができました。この綺麗な景色をこれからも見たいと強く思いました。本を読んだりインターネットで調べたりするだけでなく、実際に自分で行ってみてよかったと思いました。なによりも、さらに興味が沸いてきて進級論文に対してのモチベーションが上がりました!『百聞は一見に如かず』です!

 佐山先生が富士山で環境省のレンジャーをなさっていたこともあり、佐山先生からたくさん学ばせていただきました。アドバイスをもらいながら焦点を絞ってより深く研究ができたと思います。反省点は、考察が不十分になってしまったことです。新聞記事を読んでまとめるだけではなく、考察にもっと時間をかけるべきだったと思いました。卒論では、時間をかけて十分に研究していきたいです。今年の夏も富士山に登りたいと思っているので、一緒に登ってくれる人募集中です!!笑

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 ご拝読ありがとうございました。