今回の里山実習では関西学院大学文学部にて活躍中の小林真洋氏（総合政策学部・総合政策研究科OB）をゲストスピーカーとしてお招きし、消しゴムはんこ作りを学生に体験してもらいました。なぜに「消しはん」？ と疑問にもたれ方もいらっしゃるかと思います。
里山を持続可能なものにしていくためには人の活動が欠かせません。そのためには人間が行動を起こしたくなる何かがないと里山を維持することはできないと考えています。つまり里山から享受できる楽しみが必要なのではないかと。それは食べ物であったり、感動を表現することであったり。
様々なことが考えられますが、今回、三田キャンパスの秋の恵みなどを題材にした「消しはん」作りにたどり着きました。
里山実習も新型コロナの影響を受けて、2020年度から2022年度まで３年間実施することができませんでした。そして今年度からから新・里山実習として再開しました。念頭にあるのは「三田キャンパスをいかに里山実習に取り込めるか？」です。
終了後、小林さんとは市内某所にて次年度に向けた反省会を早速行いました。ビデオ映像などで作成の様子をみてもらう、作品について語り合う など早速、いいアイディアが湧いてきました。
小林さん、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
