失礼します。
はじめまして。春から佐山ゼミでお世話になります、松村優香（まつむら ゆうか）といいます。今回、「残された大学生活をどう過ごすか」について書かせていただきます。
私の出身は長崎県にある国境の島、「対馬」というところです。その位置的条件から、特有の歴史や固有の野生生物、豊かな自然に囲まれており、私はそんな中で自然の恵みを受けながら育ちました。
対馬で生活をしていると、時代とともに、「人間と自然の共生」の難しさを感じる場面が多く見受けられました。対馬が抱える問題は様々あります。絶滅危惧種IA類の天然記念物「ツシマヤマネコ」をはじめとした固有種の保護対策、高齢化に伴う「暗い森」の増加、アジア大陸からの漂流物の問題など、数え切れません。
私は佐山ゼミの活動を通して、日本の自然と触れ合うことで、そういった自分の故郷の抱える問題に目を向けて、自然と人間が共生していくための在り方を考えていきたいと思っています。
また、私は現在、体育会陸上競技部に所属しています。部活動を通して、臨機応変に対応するスキルやコミュニケーション能力、忍耐力など、日々得るものは多いです。3回生になると、陸上部全体を引っ張っていく立場へと切り替わります。所属部員が多い分、自分が関学陸上部に所属している意味、更には自分が今何をすべきなのか・何を求められているのかを常に考え、行動していけるようになりたいです。
これから2年間、どうぞよろしくお願いいたします。
失礼しました。
松村優香
