皆さんこんにちは。
佐山ゼミの中井です。今回は先日行われた里山実習の様子についてお伝えします。
7月1日~2日にかけて、千刈キャンプに泊まり、きのこ採集や写生などを行いました。
まず1日目は千刈キャンプに生えているきのこの採集を中心に行いました。講師の奥田先生にまず講義を行っていただき、きのこの基本的なことを学んでから採集に出かけました。
千刈キャンプには様々なきのこが生えていて、小さなきのこはたくさん見つかりました。
このような小さなきのこは見つかりました。小さいきのこが多かったので見つけるのが難しかったです。
これは皆さんご存知のキクラゲです。このキクラゲは敷板に自生しており。とても珍しいそうです。
キクラゲは本来、広葉樹のケヤキの倒木などに自生するのですが、このキクラゲはよっぽど生えるところが無かったのか、このような板に自生していました。
この現象については、講師の方々も驚いておられました。
きのこの採集が終わった後、とってきたきのこと図鑑のきのこを見比べて、きのこの種類の特定に挑戦しました。
似たようなきのこがたくさんあるので、見分けが付かないものもあり、かなり難しかったです。
その後は、楽しみにしていたバーベキューでしたが…火をおこすのにとても苦労しました。
講師の山上先生に手伝っていただきながらようやくつけることができました。お肉はおいしかったですよ。
1日目の最後は、講師の山上先生によるきのこクイズでした。クイズ形式できのこの生態が分かりました。
また、きのこは成長過程で色や形が変わるものも多くあり、そのような面でも、見分けが付きにくいのだと感じました。
2日目は講師の岩崎先生のもと、写生を行いました。
1日目に取ってきたきのこをモデルにして、はがきサイズの画用紙に描きました。
使った色は、なんと4色のみです。色の3原色+黒のみの絵の具で描きました。
写生しているとこの様子です。みんな(?)真剣に取り組んでいます。
僕はもともと絵がヘタクソなので、ぜんぜんうまく描けませんでした。
久しぶりに絵を描いたので、何年か昔に戻ったような感覚にもなり、時間が早く過ぎました。
今回の実習では、きのこはとても身近にあるものなんだと感じました。また、きのこに対する向き合い方、例えば、可食きのこか不食きのこか毒キノコを見分けるためには、相当な知識が必要で、自分の思い込みや、図鑑の写真と照らし合わせるだけでは難しいことが分かりました。
みなさんもきのこを見つけた際には、観察してみてくださいね。
それでは。