こんにちは、三回生の瀧原です。
今回は私が興味をもっているデンマークのオーガニック食材事情についてお伝えしようと思います。デンマークといえば世界一幸福度が高い国などで知られていますが、実は国民一人当りのオーガニック生産物購入量が世界一の国でもあったりします!
オーガニック食材には政府が認定したマークがついていて、どのスーパーでも簡単にオーガニック食材を見つけることができます。
オーガニック食品のマーク。このマークはデンマーク語でオーガニックという意味のøkologiの頭文字øからできています。また、デンマークは1998年に世界で初めてオーガニック食品の生産に関する規則と法律を制定した国です。
こちらはオーガニックフードばかりが並んでいるコーナーですが、他にも野菜、果物、乳製品売り場などでたくさんオーガニック食品を見かけます。また、デンマーク農業理事会によると、2015年、デンマークの全体の約20%の野菜や卵がオーガニックです。実際スーパーに行くと、野菜や果物に関しては価格が普通のものと比べて少しだけ高いぐらいで購入しやすいです。
また、スーパーだけでなく、もちろん専門店に行けばよりたくさんオーガニック食品を見かけます。写真は私のお気に入りのショップなのですが、たまに新しい製品の試食会をやっていたり、レジ前では色々な野菜のおかずをテイクアウトできたり、カフェスペースもあって大変雰囲気のよいお店です。
そして、私がデンマークのオーガニック食品専門店で発見したことは日本食品の多さです!醤油とお寿司を作るのに必要な材料は普通のスーパーでも買えるのですが、味噌、豆腐、しいたけ、梅干しなどはアジアンショップにしか売っていないものだと思っていたので見つけたときはなんだか嬉しかったです。(笑)あとはお茶を点てる道具なんかも売っていました。日本食は健康にいいんだなあと再確認しました。そして私も思わず抹茶パウダーを買ってしまいました!ちなみに抹茶パウダーのパッケージの左のマークはEUのオーガニック認証マーク、真ん中はフランス政府のオーガニック食品認証マークだそうです。政府の認証マークがあると一目でわかる上に信頼度が高まりますね!