sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

台湾留学レポート⑥ 台湾の環境教育

大家好!

今週は、佐山ゼミのゼミ生らしく「台湾の環境教育」について書こうと思います。

また、昨日行った淡水というところのきれいな夕陽の写真も載せようと思います!

台湾の環境教育

授業はすべて中国語で行われるので、授業中には完璧に理解できていません。

なので、間違っているところがあるかもしれませんが、これまでに習ったことを少し皆さんに紹介します。

 

【環境教育とは】

・台湾における環境教育とは、環境教育法よると、

「国民の環境倫理を培い、環境保護の知識、技術、態度、価値観を増進するもの」です。

・日本では、英語、数学のように「環境」という科目があるわけではないですが、

小学校1~2年生の「生活科」からはじまり、社会、理科、総合的学習の時間、道徳、などの授業の一部を通して環境について学ぶことで、高校3年生まで環境教育を実施しています。

(ちなみに韓国では、環境教育が1つの科目として独立して指導されているそうです。)

【台湾の環境教育の歴史】

1970年代、はじめて台湾に環境保護の観念が登場し、外国から”Environmental Education”という言葉が導入されます。

そして、1987年、環境教育に責任を持つ「行政院環境保護署」(日本でいう環境省)が発足します。また同年、「行政院國家科學委員會」が「現階段我國環境教育概念綱領草案」(←意味わかりますよね)を策定します。

2001年、教育部が「九年一貫過程」を策定し、その一部に環境教育も組み込まれました。

九年とは、国民小学6年(日本の小学校)、国民中学3年(日本の中学校)の9年間のことで、一貫して指導していくということみたいです。

そして最近では、2010年に「環境教育法」が可決され、2011年に施行されました。

【九年一貫環境教育課程】

九年一貫環境教育課程の目標は、(若干私独自の解釈入ってます)

・環境への察知、敏感度を高めること

・環境の概念知識を増やすこと

・環境に対する価値観や態度を養うこと

・環境行動の技能や経験を養うこと

です。

そして、これらの実施原則は、

・整合性があること

・終身教育であること

・学問が相互に整合していること

・主体的に問題解決に参加すること

・世界観と郷土観の均衡がとれていること

となっています。

今のところは、このようにざっくりと概要をつかめただけです。

所感では日本の環境教育と概要は同じだと感じましたが、具体的にどのように強化に組み込んでいるのか、など日本と異なる点があればもう少し詳しく知りたいと思いました。

また新しく習ったことがあれば、紹介したいと思います。

☆(おまけ)

今週の環境教育の授業で見た、衝撃的なアニメーション。よかったら見てみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=WfGMYdalClU

淡水行ってきました♪

淡水は、台北市内からMRT(地下鉄)で40分くらいで行けます。外国人にはもちろん、たくさんの台湾人も観光客として訪れます。

台湾のベネチアとも言われるくらい、淡水河の景色と夕陽が美しい場所です。

私は去年1度行ったことがあるんですが、そのときは時間がなくて夕陽を見ることができなかったので、今回リベンジしてきました!

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ねっきれいでしょ~~!!!

昨日はて気温が34度くらいあって日中はバテそうだったのですが、

その分天気がとってもよかったのできれいな夕日を見ることができました。

大満足でした!!!!!

では今回はこのくらいにします!