sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

第五回里山実習 千刈キャンプにて

皆さんこんにちは、佐山ゼミ三期生の藤井智謙です。今回は、ゼミの内容とは直接は関係しないものの、佐山先生の受け持っている授業として里山実習の内容をご紹介します。

今回の里山実習の内容は、昆虫についてです。昆虫ということもあり、虫が苦手な受講生はなかなかに覚悟をして望んでいましたが、天気は生憎の雨。

最初に講師の中峯 空先生に昆虫についてや昆虫を取り巻く環境、そして昆虫を保護することによって起こりうる様々な問題についての講義を受け、ただ単純に減少してきた生物を放流して個体数を増やすだけではかえって元の環境を乱してしまうということを学びました。

次に実際に森のなかで昆虫を採集する活動を行う予定でしたが先程も言ったとおり天気は雨。そこで予定を繰り上げて望んだのは顕微鏡で昆虫の細部を観察、そしてそれをスケッチすることです。はじめは標本といえども虫は虫。あちこちで悲鳴が聞こえていましたが、いざスケッチに入ると受講生は一言も上げずにスケッチに没頭していました。その次に挑戦したのはハサミムシの羽の収納構造の理解。こちらは自分たちで実際に紙を折って再現してみることに。しかしこれがなかなか難しく完成したのは数人という結果になってしまいました。

今回の里山実習を通して、生態環境の複雑さ、またそれを保護する際に考えるべきことを学ぶことが出来ました。この場にて講師の中峯 空さん、また千刈キャンプのスタッフの皆様に感謝したいと思います。[gallery orderby="ID"]