ようやくツクツクボウシの鳴き声をお届けすることが出来ました。
前職での屋久島勤務時代、同じツクツクボウシなのに鳴き声が違うことに気づきました。
これについては、丁度その頃に出版された『屋久島 世界遺産の自然』(平凡社)の中で「別の言語体系で鳴く屋久島のツクツクボウシ」として著者の青山潤三さんが詳しく紹介しています。
セミにも方言があるんですね。
どこが違うのでしょうか? どうしても知りたい方は、ぜひともこちらにアクセスしてみてください。鹿児島県立国分高校サイエンス部昆虫班の研究成果とともに鳴き声を比較することができますよ。
ツクツクボウシだけではなく鳥にも方言はあるようです。2020年8月9日放送のNHK『子ども科学電話相談』で森林総合研究所主任研究員の川上和人さんがウグイスを事例に「方言が鳥によってあるっていうことが分かってます」とお話されていました。
(2020年9月22日加筆)