sandasatoyamacamのブログ

関西学院大学 総合政策 佐山浩ゼミ(研究室)

進級論文について


お疲れ様です。

佐山ゼミ3回生の壹橋です。

私は現在、就職活動に追われることなく部活動であるスキー競技に熱中しています。就職活動については、根拠のない自信で満ち溢れています。

冗談はさておき、ここからはマジメに研究テーマについて書かせていただきます。

私の研究テーマは「地方自治体はなぜ再生可能エネルギーを導入するのか〜神戸市を事例にして」です。 研究目的は、2012年7月に施行された固定価格買取制度によって、主に企業による太陽光発電設備が至るところで設置されていきました。その中で地方自治体が再エネを導入するメリット、役割などを研究し、さらに今後どのような政策を進めて行くことが重要なのかという提案をして行くことがこの研究の目的です。 この研究を通して、神戸市は土地の利点を生かした再生可能エネルギーの導入を進めていることがわかりました。神戸市では主に、太陽光発電、バイオガス発電、小水力発電と次世代エネルギーの開発を行っています。太陽光発電は比較的日射量の多い瀬戸内気候を生かしています。バイオガス発電では、下水処理場からでてくる汚泥を利用して電力に変換しています。。小水力発電では、起伏の激しい土地柄を利用して、配水管に発電設備を追加するなどで電力を生み出しています。次世代エネルギーの開発は、将来、海外の未利用エネルギーを利用して作られた水素を利用することを見越しており、湾口設備の整っている神戸にて貿易を行うことを見越した政策であると考えられます。このように再生可能エネルギーには、その地方にあったエネルギーを導入することで、発電だけでなくその他の雇用を生み出すことが可能であることがわかりました。 今後の研究では、神戸市が行うことで発電プラスアルファの雇用を生み出せるような政策を提案していきたいと考えています。